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総合文化コース

2017年度

丹羽 京子 (NIWA, Kyoko)

卒論指導可能分野

ベンガル語圏の文学と文化、近現代のインド文学、比較文学

ゼミ紹介

このゼミは、ベンガル語圏の文学および文化を中心に、現代南アジアの芸術および文化について卒業論文を執筆するか、卒業研究を行う学生のために開かれています。ベンガル語圏はインドとバングラデシュにまたがっており、さらにそれ以外の地域にも多くのベンガル語話者が居住していますのでその範囲は広く、またその文化的背景もヒンドゥー教をベースにしたもの、イスラム教をベースにしたもの双方を含むのみならず、多岐にわたっています。
担当教員の専門は近現代のベンガル文学ですが、ベンガル語圏の文学全般および芸術文化(音楽、絵画、演劇など)、さらに他文化や他文学との関連についてのテーマも受け入れます。テーマによっては南アジアの他地域の文学、文化を取り上げる受講生も受け入れますが、その場合は事前に相談してください。
3年次のゼミでは、4年次の卒業論文もしくは卒業研究につなげていくべく、基礎的な文献を分担して読んでもらい、発表と質疑応答を通してその理解を深めてもらいます。またベンガル語圏の文化や文学について考察を深めるだけでなく、例えば文学上のテクストを読むということはどのようなことなのかを考えることを通して、方法論的な問題にも触れていくつもりです。
はじめは広い関心と柔軟な発想を重視しますので、先入観にとらわれずに課題に取り組むつもりでスタートしてください。卒論への道筋が立ってきたら、必要に応じて個別指導も行います。

卒論・卒業研究について

ベンガル文学に限っても、名だたる文学者やその作品のみならず、バウルなどの吟遊詩人、野外劇ジャットラなどの文字に頼らない「文学」活動や、出版文化といった文学活動のあり方そのものなどさまざまなテーマが考えられます。また、歌や絵画などの芸術文化の一ジャンルを取り上げるだけでなく、映画と文学、音楽と文学などのジャンル横断的なテーマもありうるでしょう。
多文化、他文学との関連ということを考えるなら、「ベンガルにおける英文学の受容」のような異文化、異文学の受容をテーマにすることも考えられますし、ベンガル人移民の文学や文化的アイデンティティーを問うようなテーマ設定も可能です。
これまでに取り上げられたテーマとしては、バウルとタゴール、タゴール劇における「タクルダ・タイプ」の登場人物分析、ベンガルの女性作家、ベンガルの民話に見る「複数の妻」、ベンガル語における態、タゴールソングの諸相、などがあります。

受講上の注意などある程度のベンガル語の読解能力があることが望ましいですが、研究テーマによって必要とされる語学力は異なりますので、この点に関しては個別に相談してください。
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last updated on: 2017-09-04