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総合文化コース

2017年度

岩崎 務 (IWASAKI, Tsutomu)

卒論指導可能分野

西洋古典文学・文化

ゼミ紹介

古代ギリシア・ローマの文学作品を取り上げ、古典のテクストをより正確に読むことと、あわせてその豊かな解釈可能性について学びます。本来ギリシア語、ラテン語の原典を使うべきところですが、受講者を狭く限定しないため、基本的には日本語や英語の翻訳テクストを使います。テクストを読解する中で、模倣と創造、人間理解、倫理観、宗教、神話など西洋古典文化のさまざまな側面に触れることにもなります。
1学期は、ホメロスの叙事詩、ギリシア悲劇、ウェルギリウスのローマ建国叙事詩、ローマ喜劇など、西洋古典文学の主要な作品を何か選んで読みます。毎回一人の受講者がテクストの一定部分を担当し、とくに解釈上の問題点や作品理解に必要な知識に関してレジュメにまとめ、報告します。この報告をもとに全員で検討し、関連する問題について討議します。
2学期には、受講者それぞれが自分の関心に沿って、西洋古典文学、あるいは文学以外の領域から自由にテーマを選び、参考文献を調査した上で報告します。4年次での卒論・卒研作成を念頭に置いて、そのテーマとなりうるものを探り、準備段階となるようにします。

卒論・卒業研究について

ここ数年に提出された卒業論文の題目を見ますと、叙事詩や悲劇などの分野における作品解釈や作家論が中心となっていますが、たとえば、後世ヨーロッパの文学や芸術との関係、ギリシア神話と日本神話の比較、ヘルメス神やディオニュソス神など特定の神の特質、古代ローマ人の食文化、などを扱っているものもあり、文学作品に限らずより広く西洋古典文化の範囲でテーマを探ることも可能です。歴史や美術などの領域は、指導可能な範囲で受講者の関心に応じます。
また、卒業研究としては、ギリシア語あるいはラテン語の原典の翻訳および注釈の作成などが考えられます。

受講上の注意など既習言語は限定しません。ただし、西洋古典学の分野で大学院進学を志望する人は、ギリシア語かラテン語の最低いずれか一つを学んでください。
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last updated on: 2015-06-30