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ベトナム語の魅力

ベトナム語ベトナム語は、現在人口が9千万人近くあるベトナム社会主義共和国の公用語です。 ベトナム語は今日では「クオックグー」と呼ばれるローマ字体の文字を用いて表記されています。「クオックグー」文字は元来、布教活動のためベトナムにやって来たカトリックの宣教師たちが考案したものです。この文字がベトナムで一般に使用されるようになったのは、19世紀後半以降で、広く普及するのは20世紀前半からです。それ以前は漢字、および字喃(チューノム)と呼ばれる漢字応用の民族俗字が使われていました。
ベトナム語は6つの声調をもつリズミカルな言語で、単語に語形変化のないのが特徴の一つです。ベトナムはかつて漢字文化圏に属し、中国に倣い科挙試験を行っていました。そのためベトナム語では特に書き言葉において今日でも漢語がたくさん使用されています。たとえば「意見」は「イーキエン(y ki?n)」と言います。この点は日本人学習者にとってベトナム語に親しみを感じさせる大きな要因になっています。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「ベトナム語」に入学した学生は、1・2年次にはベトナム語(地域言語)と、東南アジア地域とベトナムの事情(地域基礎)を学びます。2年次2学期に、それまで履修してきた導入科目や概論科目にしたがい、言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

ベトナム語、およびベトナムの文化を学ぶ(3・4年次)

3年次からは、言語情報コースや総合文化コースでベトナム語関連の専門科目(ベトナム語学やベトナム文学・文化)を受講することができます。1・2年次で習得したベトナム語の語学力と、東南アジアやベトナムに関する基礎的な知識をいかし、言語学や文化論等の学術的方法論からの補強を図りながら、ベトナム語やベトナム文学、ベトナム文化に関する専門的な知識を深めていきます。ベトナム語関連の専門科目としては、言語情報コースの「ベトナム語学研究」、総合文化コースの「ベトナム文学・文化研究」が開講される予定です。3年次でこれらの科目の講義と演習(ゼミ)を受講した上で、4年次にはベトナム語やベトナム文学・文化に関する卒業論文・卒業研究に取り組むことができます。

ベトナム語、およびベトナムの文化についての卒業論文

「ベトナム語の<動詞+目的語+方向動詞l?i> ―その用法と意味―」
「ベトナム語のアスペクト」
「新たにベトナム語に受け入れられつつある外来語の発音についての考察」
「ベトナムにおける日本語教育」
「ベトナムのことわざ・成句研究」
「ベトナムの昔話の研究および考察」
「作品集『chan tr?i c?(昔の地平線)』を通して見る作家ホー・ゼインの姿」
「ベトナム女流作家ズオン・トゥー・フオン」
「ベトナム観光における「観光文化」」
「ハノイにおけるキン族の伝統的婚姻習慣と現代の婚姻習慣の比較」

卒業後の進路

平成23年度の卒業生14名は、製造業2、運輸業1、商社2、銀行2、IT関連1,中高の教員2、地方公務員1、大学院進学3、となっています。それ以外に、外務省などの国家公務員やJETROなどの公共団体、マスコミ等に就職している先輩も多数います。ベトナム語指定で大学に求人がくる場合も若干あります。