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タイ語の魅力

タイ語タイ語は約7000万人が使用する公用語です。ラオスやベトナムなど近隣諸国にもタイ諸語を話す人々がいます。基本は「頭子音+母音+末子音」からなる単音節言語で、5種類の声調があり、「クラィ」を平らに発音すると「遠い」、急下がりで発音すると「近い」という意味になったりします。文法構造は英語と同じ「主語+動詞+目的語」で、語形変化はなく、語順がもっとも重要となります。インド系の文字は一見難解そうですが、基本は英語のアルファベットと同じ表音文字です。一般的には、発音はやや難しいが、文法は比較的簡単な言語といえるでしょう。戦前から親日的で、今日「東洋のデトロイト」と呼ばれるようになったタイには自動車産業をはじめ7000社もの日系企業が進出しており、アジアでは中国や韓国に次ぐ重要な産業集積地です。グローバル展開中のビジネス現場で今後必要とされる言語を尋ねた企業人への調査では、タイ語を筆頭にベトナム語、インドネシア語、ロシア語、ヒンディー語、ブラジル(ポルトガル)語などが挙がっています。就職には間違いなく有利かつ魅力的な言語の一つだと言えるでしょう。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「タイ語」の学生は、タイや世界の多様な文化を、タイ語および諸外国語の運用能力を基に、言語・文化の歴史と現在、他文化との接触、グローバリズムとローカリズムなどの視点から言語・文化の境界を超えて過去、現在を学ぶことで、文化と人間の関係を俯瞰する広い視野と未来志向の鋭い想像力を養います。最初の2年間は両学部共通の世界教養プログラムでタイ語、英語、それ以外の教養外国語を学ぶほか、専門科目として導入科目、概論科目を履修します。

タイ語、およびタイの文化を学ぶ(3・4年次)

3年次以降は各自が選択したコース(言語・情報コース、グローバルコミュニケーションコース、総合文化コース)の指導教員と相談の上で、専修科目に設けられた各科目を履修し、4年次には卒業論文・卒業研究を完成させます。このうち言語情報コースでは、タイ語やその他の言語の構造、人間と社会の関係など、言語を多角的に分析する能力を養うことができます。総合文化コースでは、タイや世界の多様な文化について、その歴史的背景や表現様式、文化接触などのさまざまな視点から学び、文化の壁を超えてものごとを考える広い視野と、新しい価値を生み出す豊かな想像力を養います。

タイ語、およびタイの文化についての卒業論文

「現代タイとプラープダー・ユン:2000年代タイの半ポストモダンとその幼児性」
「日タイ両国における女性に関する諺の比較対照」
「ソラチャック・シリボリラックに見るタイホラー小説」
「現代バンコクのジャズについての一考察」
「タイ新鋭作家カノックポン:その作品と思想」
「アピチャートポン・ウィーラセータクンの映像世界:映画の限界点への挑戦」
「ナンナーク(ノンシー・ニミブット監督作品1999年)に見るタイ女性と仏教」
「タイ中部地方の伝承民話の翻訳と解題」
「タイにおける日本漫画の普及と影響についての一考察」
「タイの象使い研究」

卒業後の進路

語学や国際的センスを活かして、トヨタ、日産、ホンダ、東芝、東京三菱UFJ銀行、味の素などの大手企業に就職しています。また、東外大大学院はもとより、東京大学大学院、京都大学大学院にも進学しています。