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ロシア語の魅力

ロシア語(ロシア)ロシア語の特徴として、詩を朗読するとき最大限に発揮される滑らかな音の美しさがあげられます。強弱アクセントの言語なので音楽のようにリズムを刻むのです。またRがひっくり返ったようなЯという字のあるロシア語のアルファベット「キリル文字」も魅力のひとつ。9世紀末頃ギリシャ人宣教師によって考案されたので、ギリシャ文字に似たものがいくつもあります。ロシア語が国連の公用語であり、ロシア連邦のみならずいろいろな地域で話されている国際語であることも付け加えておきましょう。

でも何と言ってもロシア語の最大の強みは、多彩で奥深いロシアの芸術や文化をより深く味わうための鍵になるということです。激しい変動の歴史を経ながらロシアは、中世の宗教美術、プーシキンやドストエフスキー、トルストイ、チェーホフ、ブルガーコフらの珠玉の文学、20世紀初頭の情熱的なロシア・アヴャンギャルド、現代に引き継がれる高水準のバレエや音楽等さまざまな素晴らしい文化を生み出してきました。この豊穣な「魂の世界」の扉を開ける鍵がロシア語です。トゥルゲーネフの詩の一節をご紹介しましょう。

Великий, могучий, правдивый и свободный русский язык!
(偉大で力強く誠実で自由なロシア語!)

1・2年次のカリキュラム

ロシア語(ロシア)を選択して言語文化学部に入学した学生は、1、2年次にはロシア語(地域言語)、ロシアおよびその周辺地域の事情(地域基礎)を学びます。2年次2学期には、コース導入科目や概論科目をふまえ、言語文化学部の3つのコースのいずれかとゼミを選択します。

ロシア語、およびロシアの文化を学ぶ(3・4年次)

1・2年次の「地域言語科目」で習得したロシア語および「地域基礎科目」で得た背景知識をもとに、ロシア語圏の言語・文化をより専門的に学習をすることができます。具体的には、ロシア語学、ロシア文学、ロシアの詩や表象文化等の授業があります。(また、国際社会学部で開講されている、ロシア経済やロシア史の授業を関連科目として受講することも可能です。)こうして専門的な知識を深めつつ、ゼミを通じて、それぞれ関心のあるテーマについて研究を進め、4年次ではロシア語(ロシア)学・ロシア文学・ロシア文化についての卒論を執筆することができます。

ロシア語、およびロシアの文化についての卒業論文

「ロシア語(ロシア)の品詞について―述語副詞を中心に―」
「ロシア語(ロシア)の名詞における性に関する一致のバリアント」
「ラトビア語の現在時制における両体動詞」
「移動展派画家イリヤ・レーピンが追求した真実」
「ダニイル・ハルムスの生涯と美学―前衛が目指したリアルな芸術―」
「ロシア・フォークロアに流れる水―精霊と魔法の水から見るロシアの水信仰―」
「セルゲイ・パラジャーノフ―その生涯と映画世界―」
「空想と現実のコラージュ―日露戦争期のロシア大衆雑誌に描かれた日本―」
「黒澤明とドストエフスキー」
「日本のポップ・パワーがもたらしたもの―ロシアにおける日本ポップカルチャーの可能性―」

卒業後の進路

放送局、新聞社、出版社、商社、銀行、保険会社、メーカー、物流やIT関連会社、旅行社、外務省を初めとする官公庁に就職する人、通訳、翻訳家、教師、作家になる人、大学院に進学してロシア語(ロシア)・ロシア文学・文化の研究者になる人といろいろな分野に羽ばたきます。近年はロシアに進出する日本企業も多く、ロシア語(ロシア)のできる人材の需要は増加しています。