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ポーランド語の魅力

ポーランド語

2007年8月 クラクフ市中央広場

東外大は、ポーランド語を系統的に学び、研究に使うことのできる日本で唯一の大学です。「三国分割」というヨーロッパ政治・思想史上の大問題を始めとして、かつて世界最大のユダヤ人人口を擁したポーランドという国ならではのユダヤ文化やいわゆる「ユダヤ人問題」を考察する上でも、ポーランド語の知識は欠かせません。二度の世界大戦、全体主義の経験、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世の活躍、自主管理労組「連帯」の運動と東欧革命――これら20世紀の最重要課題ともいうべき事件を経験してきたこの「ポーランド語」、東外大でも一番難しい(?)言語といわれるこの言葉をマスターして、スラヴの言語や民俗、あるいは王様を選挙するという不思議な共和制、「ポーランドを巻き込むことができず、また、ポーランドに独立と自由を保障できないようなすべての西洋の革命は、敗北に終わる」とエンゲルスやマルクスに言わしめたその歴史、コルチャック先生の生き方と言葉、ショパンの内面とユーモアにじかに触れる旅に、ぜひ皆さんも出かけてみましょう。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「ポーランド語」に入学した学生は、最初の2年間でポーランド語(地域言語A)を集中的に学びます。同時にポーランド及び中央ヨーロッパ地域についての基礎知識(地域基礎)を学びます。2年次第2学期には,それまで履修した導入科目や概論科目を参考にして,言語文化学部の3コースからいずれかを選択します。

ポーランド語、およびポーランドの文化を学ぶ(3・4年次)

言語学の方法論によってポーランド語そのものを研究したり、近隣の言語との関係を研究したりする言語情報コースの専門科目(講義と演習)と、文学や芸術、歴史、風俗習慣など多様な領域をカヴァーする総合文化コースの専門科目(講義と演習)が用意されています。ポーランド語を用いての卒業研究・卒業論文は、日本でもその分野の最前線の成果として評価されることが少なくありません。

ポーランド語、およびポーランドの文化についての卒業論文

「ポーランドにおける共産主義プロパガンダの言語について」
「ポーランドの地域方言と地域文化(ポドハレ方言)」
「言語障害から見たポーランド語――失語症」
「バイリンガルにおける言語とアイデンティティ」
「絵本 ポーランドのむかしばなし『吸血鬼王女』」の制作」(卒業研究)
「アメリカのポロニア」
「ポーランドのインバウンド・ツーリズム――現状と今後」
「ポーランド兄弟団と寛容」
「シュラフタと武士」
「ポラニメ!――ポーランド・アニメ・スタジオ《セマフォル》の世界」(卒業研究)

卒業後の進路

毎年1~2名が大学院に進学する他、平均してほぼ毎年1名がポーランド政府給費奨学生として留学します。就職では金融、商社、製造業、物流、翻訳会社、旅行代理店や大使館、国家公務員、地方公務員など、多岐にわたります。