言語文化学部

HOME > 学部・大学院 > 言語文化学部 > 言語・コース案内 : ペルシア語

このページを印刷する

言語文化学部 > ペルシア語

ペルシア語の魅力

ペルシア語その響きの美しさから、「東洋のフランス語」とも呼ばれてきたペルシア語は、今日のイラン、アフガニスタン、タジクの公用語です。アラビア文字を使って書かれますが、英語やフランス語などと同じ、インド=ヨーロッパ語族に属する言語です。ペルシア語の起源は、古代アケメネス朝ペルシアまで遡ることができ、特に10世紀以降、ペルシア語は、当時の主要な通商路であったシルクロードの共通語として、今日のイランから中央アジアにいたる地域で広く使われてきました。「ペルシア語文化圏」を形成する一方で、豊富な文学伝統を花開かせてきたペルシア語は、地域の文化教養語としても一目置かれる存在にあり、幾多の詩人や哲学者たちを輩出して東方イスラーム世界に大きな影響を与えてきました。ペルシア文学は、今も、ペルシア語を母語とする人たちの誇りであり、かけがえのない財産となっています。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「ペルシア語」に入学した学生は、1・2年次にはペルシア語(地域言語)と、西アジア・北アフリカ地域の事情(地域基礎)を学びます。2年次第2学期に、それまで履修してきた導入科目や概論科目にしたがい、言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

ペルシア語、およびペルシア語圏の文化を学ぶ(3・4年次)

言語文化学部では、1・2年次で習得したペルシア語と、西アジア・北アフリカ地域に関する基礎的な知識を、言語学や文化論等の学術的方法論からの補強を図りながら、イラン諸語やペルシア文学・イラン文化に関する専門的な知識を深めていくことができます。ペルシア語関連の専門科目として、言語情報コースの「アジア・アフリカ言語研究」(具体的にはイラン語史等)、総合文化コースの「西アジア・北アフリカ文化研究」(具体的には、イスラーム思想と文学、ペルシア文学作品講読等)が挙げられます。4年次にはペルシア語学やイラン諸語、ペルシア文学など、イラン文化全般に関する卒業論文・卒業研究に取り組むことができます。

ペルシア語、およびペルシア語圏の文化についての卒業論文

「ペルシア語におけるフォリナートーク」
「ペルシア語における接尾辞-iつき形容詞の限定用法について」
「義務・判断を表す助動詞b?yadの用法の現状」
「イスラーム文化圏における文学的モチーフの展開」
「現代イランにおける女性の文学的ディスクールの社会受容の考察」
「イランにおける近代文学の成立と社会意識の変容の考察」
「ペルシア文学における「英雄」の諸相」
「イランにおける民族衣装のいま―トルキャマーンの装身具を中心に」
「アッバース1世のエスファハーン―ペルシアの庭園と建築」
「イラン人に負けないペルシア語―イランの大学入学試験で求められる水準から見えるもの」

卒業後の進路

ペルシア語を学んだ学生たちは、マスコミ(テレビ、新聞)、金融、商社、製造、物流・運輸、IT関連をはじめ、ホテルや旅行会社等のサービス業、JICAや官公庁(外務省専門職を含む)、教育職(英語教員、研究者)など、多岐にわたり、社会で活躍できると考えます。