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モンゴル語の魅力

モンゴル語

モンゴル国立大学本館前に立つチョイバルサン像

モンゴル語は、トルコ語やマンジュ(満洲)語とともにアルタイ諸言語を構成し、日本語と語順や構造が同じなので、日本人にとってもっとも習得しやすい外国語のひとつといわれています。モンゴル系民族は現在、モンゴル国だけでなく、隣接する中国の内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、ロシア連邦のブリヤート共和国、カルムイク共和国などの地域にも居住しています。これら広大な地域に居住するモンゴル系民族が、世界史上に輝かしい名を残し、現在でもモンゴル国という唯一の独立国家を維持し、中露両国内で少数民族ながら一定の地位を保持しているのは、13世紀にチンギス・ハーンの建設したモンゴル帝国が後世に残した貴重な遺産といえるでしょう。モンゴル語で記録された資料は13世紀から現れはじめ、歴史年代記、文芸作品、仏教経典をはじめ、様々なジャンルの典籍がモンゴル語で書かれ、今日まで伝えられています。文字によって記録された文献だけでなく、口頭で伝えられてきた口承文芸も豊かです。内陸アジア・中央アジアの遊牧民を代表するモンゴル民族は、周辺のトルコ系民族、チベット民族、漢民族と接触しつつ、独自の文化をつくりあげてきました。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「モンゴル語」に入学した学生は、1・2年次においては、モンゴル語(地域言語)と中央アジア地域の事情(地域基礎)を学習します。2年次の第2学期に、それまで履修してきた導入科目や概論科目にしたがい、言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

モンゴル語、およびモンゴルの文化を学ぶ(3・4年次)

3年次からは、1・2年次で習得したモンゴル語と、地域基礎科目で学習した基礎知識を、学問的な方法論によって補強しながら、言語情報コースと総合文化コースでモンゴル語学、モンゴル文学、モンゴル文化に関連する専門科目を受講することができます。言語情報コースの「アジア・アフリカ言語研究」では「モンゴル語文法論」、「モンゴル語学の諸問題」、総合文化コースの「中央アジア文化研究」では「モンゴル近代文学演習」、「モンゴル遊牧文化論」などを履修することができます。4年次には語学、文学、文化に関する卒業論文・卒業研究に取り組みます。

モンゴル語、およびモンゴルの文化についての卒業論文

「モンゴル語の -d格について」
「現代モンゴル語における造格語尾の用法」
「モンゴル語の身体名称を含む慣用句」
「現代モンゴル文学におけるモンゴル人の心性」
「現代モンゴル文学における社会主義リアリズムの受容と『発展』」
「モンゴル映画史」
「モンゴルの馬事文化と民謡」
「モンゴル口承文芸から見たモンゴル・ヒップホップ」
「モンゴルの美しき身体芸術オラン・ノガラルトについて」
「モンゴル児童文学翻訳研究」

卒業後の進路

伝統的に大学院に進学する卒業生が多い点に特徴があります。モンゴル語を直接生かせる就職先としては、外務省や国際協力機構(JICA)などがあります。その他、マスコミ、広告代理店、出版社、商社、情報通信、製造、運輸・郵便、卸売・小売、金融・保険、サービス、教育、公務員など、多岐の分野で卒業生が活躍しています。