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マレーシア語の魅力

マレーシア語

多民族の融和を目指す、ナジブ首相のスローガン"1 Malaysia(マレーシアは1つ)"

マレーシア語とは、マレーシアの国語となっているマレー語のことを言います。マレー語は古くから東南アジア島嶼部の広範囲で、主に交易のための域内共通語として使用されてきました。その威信は現代のグローバル社会の共通語である、英語のそれに匹敵します。マレーシア語によりアクセス可能となる地域は、現在でもかなり広範囲に渡ります。シンガポールとブルネイで用いられているマレー語とは大部分が共通です。インドネシア語とは方言関係にあり、一方の言語の基礎を習得後、その知識を活用してもう一方の言語を学ぶことも可能です。

マレーシア語の一番の魅力は、日本人にとって習得が比較的易しく、学んだ分だけできるようになる点です。綴り字にはローマ字表記を用います。動詞や名詞が周囲の語に合わせて語形変化したり、変化表をいくつも暗記しなければならない、ということはありません。

本学のマレーシア語プログラムは1984年に設立され、戦前の馬来語科の時代を含めると、100年近い歴史を持っています。現在、独立したマレーシア語プログラムを持ち、地域事情と組み合わせ、マレーシア語を本格的に教える大学は、日本では本学だけで、世界的にも希少な存在です。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「マレーシア語」に入学した学生は、1・2年次にはマレーシア語(地域言語)と、東南アジア全体およびマレーシアの地域事情(地域基礎)を学びます。2年次第2学期に、それまで履修してきた導入科目に従い、言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

マレーシア語、およびマレーシアの文化を学ぶ(3・4年次)

3・4年次の専門科目では、言語学や文化人類学、社会学等の学術的方法論や分析の手法を本格的に学びます。その上で、1・2年次に習得したマレーシア語や、マレーシア、東南アジアの地域事情をさらに詳しく考察することにより、マレーシアとその周辺地域(特に、シンガポール、ブルネイ)の言語や文化に関する理解を深めます。関連する専門科目として、言語情報コースの「アジア・アフリカ言語研究」と総合文化コースの「東南アジア文化研究」があります。4年次にはマレーシアとその周辺地域の言語と文化に関する卒業論文・卒業研究に取り組むことができます。

マレーシア語、およびマレーシアの文化についての卒業論文

「口語マレー語の談話小辞punyaの統語論的研究」
「マレーシア語の指示詞に関する一考察―文脈照応におけるini/ituの使い分け」
「多言語社会マレーシアにおける言語選択―マラヤ大学学生へのアンケート調査をもとにして」
「マレーシアの言語政策・教育政策とマレーシア人のアイデンティティ―シンガポールとの比較」
「Verification of Phonetics of Singapore English in the Drama Phua Chu Kang Pte Ltd.」
「現代マレーシア映画産業概説―国内事情と世界に広がるマレーシア新潮」
「シンガポールにおけるマレー人の教育―教育団体MENDAKIを通して」
「次世代マレー人新中間層―マレー語ブライダル誌にみる過去10年の変化」
「シンガポールの少子・晩婚化問題―住宅政策による若年独身者の居住スタイルの影響」
「東マレーシア・サラワク州における持続可能な観光形態」

卒業後の進路

卒業生の進路は多岐に渡っています。民間では、製造、運輸・通信、サービス、金融、商業、マスコミなどの幅広い業種に進出しています。官公庁や国際機関で勤務する者も少なくありません。マレーシアはじめ海外で勤務する卒業生も多数輩出しています。国内や海外の大学院に進学し、研究者としての道を歩んでいる卒業生もいます。