言語文化学部

HOME > 学部・大学院 > 言語文化学部 > 言語・コース案内 : イタリア語

このページを印刷する

言語文化学部 > イタリア語

イタリア語の魅力

イタリア語イタリアは、ヨーロッパの文明の故郷(の一つ)です。例えば、ヨーロッパの主要言語であると同時に世界的な大言語である、フランス語、スペイン語、ポルトガル語は、もとをたどれば、イタリア中部テーヴェレ川流域で話されていた言語「ラテン語」に遡ります。イタリア語もまたこのラテン語の子孫ですが、いくつかの点では、これらの言語のどれよりも、その昔の姿を良く保存しているとも言われます。
イタリア語の使用地域は、植民地開発などによる広大な言語圏の形成が行われた諸言語の場合とは異なり、ほぼ、イタリア半島とその近隣の地域(イタリアに加え、スイス、スロヴェニア、クロアチア、フランスなどの一部や、モナコなど)に限られます。そのため、社会生活一般でも学術的研究でも、イタリア語の使用はイタリアという国とある程度密接に結びついており、イタリア語を職業選択に生かしたいと思っている人は、それを承知しておく必要があります。
しかし、イタリアが驚くほど多様で豊かな文化を持つ国であること、また、イタリアがしばしばヨーロッパ全体を理解する鍵であることを認識するとき、イタリア語を知ることは、言語の通用範囲からだけではその価値を計れない、かけがえのない体験となるはずです。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「イタリア語」に入学した学生は、1・2年次では、入学時に地域言語として選択したイタリア語の授業を柱にして、さらにイタリアの歴史・文化の基本を地域基礎科目で学びます。

イタリア語、およびイタリアの文化を学ぶ(3・4年次)

3・4年次には3コースにすすみます。「言語情報コース」では「イタリア語学」を、「総合文化コース」では「イタリア文学・イタリア文化」を学ぶことができます。1・2年次に習得したイタリア語とイタリアの歴史・文化に関する基礎的な知識、そして同時に育ててきたイタリアへの興味・関心を踏まえて、語学(語史・文法・方言)、近現代の文化・文学、古典文学、文献学等について専門的に学んでいきます。卒業論文・卒業研究は、主にイタリア語学、20世紀イタリア文化芸術研究、イタリア古典文学の分野で取り組むことができます。

イタリア語、およびイタリアの文化についての卒業論文

「教科書比較を通して作るイタリア語教材」
「レト・ロマンス諸語における共通語形成の試みについて」
「スペインのナポリ支配がナポリ方言に残した痕跡に関する一考察」
「イタリア語の携帯メール ― SMSに見られる "メール言語" としてのイタリア語の言語的特徴とその位置づけ―」
「『紅の豚』にみる宮崎駿像―イタリア1929年を舞台にした意味をめぐって」
「ジョルジョ・バッサーニ研究―物語作品における〈フェッラーラ〉の表象」
「ブルーノ・ムナーリの作品における折り紙の影響」
「セガンティーニの絵画における人形劇性」
「『神曲』地獄篇第十三歌「自殺者及び財産蕩尽者の森」に関する考察」
「英雄オデュッセウスの罪~『神曲』「地獄篇」第26歌を中心に~」

卒業後の進路

旅行会社等のサービス業、製造業、情報通信、商社、金融、運輸、教育学習そして大学院進学など、多岐にわたっています。就職後に、イタリアと直接関わる仕事に転職する例も少なからず見られます。