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ドイツ語の魅力

ドイツ語「ドイツ語」についてどのようなイメージをお持ちですか? ― もしかしたら文法が難しい複雑な言葉と思っているかもしれませんね。でも当然のことですがGuten Tag!(こんにちは)、Danke!(ありがとう)、Ich liebe dich.(愛してるよ)など、ごく日常的に使われている言葉なのです。ドイツ語は法律、医学、自然科学などの分野で日本の近代化にも大きな役割を果たしました。医者のカルテ(Karte)や手術のメス(Messer)など日本語になったドイツ語単語も少なくありません。
ドイツ語はこのように学習の入口は広い言葉ですが、奥行きは深く、ドイツ語を習得することで大きな世界が広がります。カント、ヘーゲル、ニーチェが思索した言葉、バッハ、ベートーベン、モーツァルトが音楽を語った言葉、ゲーテ、シラー、ハイネ、カフカが詩作し、物語った言葉、グリム兄弟が昔話を書きとめた言葉、ナチスが大衆を扇動した言葉...これらはほんの一例に過ぎませんが、ドイツ語を通じて過去から現在にいたるヨーロッパ文化の多くの部分に直接アクセスすることが可能になります。また、ドイツ語は英語とも類縁関係にあるので、ドイツ語を通して英語の理解も深まるという副次的な効果も期待できます。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「ドイツ語」に入学した学生は、最初の2年間でドイツ語(地域言語A)を集中的に学びます。同時にドイツ語圏及び中央ヨーロッパ地域についての基礎知識(地域基礎)を学びます。2年次第2学期には、それまで履修した導入科目や概論科目を参考にして、言語文化学部の3コースからいずれかを選択します。

ドイツ語、およびドイツの文化を学ぶ(3・4年次)

3年次以後は、「言語情報コース」で「ドイツ語学」を、「総合文化コース」で「ドイツ文学・ドイツ文化」を学ぶことができます。前者では、ドイツ語を中心に言語学(ことばについての科学的な考察)の方法を学びながら、2年次までに習得したドイツ語をより深く理解し、それを通じて人間の言語の本質にまで思いを巡らせます。後者では、ドイツ語圏のさまざまな書物(および視覚・聴覚メディアの作品)を主な対象にして、ドイツ語圏の文化現象を読み解くことにより、言語を土台とした文化の側面から人間の本質に迫ります。いずれの分野でもドイツ語のテクストとの取り組みを通じて、実践的なドイツ語能力も高められるでしょう。このような学修を卒業論文・卒業研究で仕上げましょう。

ドイツ語、およびドイツの文化についての卒業論文

「ドイツの新聞・雑誌の文体研究」
「ドイツ語チャットサイトに見られる若者言葉の調査」
「形容詞の程度を高める副詞の類義語研究」
「日本人学習者に見られるドイツ語発音の特徴」
「日本語のオノマトペがドイツ語ではどのように表されるか」
「ミヒャエル・エンデの『鏡の中の鏡』について」
「クリムトとウィーン」
「ヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン・天使の詩』について」
「日独の居住空間比較論」
「ナチ時代の学校教育」

卒業後の進路

ドイツ語などの外国語能力に限らず、4年間で身に付けた幅広い視野と知識、真の意味での教養を生かして国内外の有名民間企業に入る学生がほとんどです。分野別に見ると商社・マスコミ・IT産業・製造業などが多く、教員・公務員や研究職に進む人も少なくありません。