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チェコ語の魅力

チェコ語

首都プラハを流れるヴルタヴァ川

チェコ語はその名の通り、ヨーロッパ中央部に位置するチェコ共和国の言語です。話している人はおよそ1000万人、決して多くありません。ローマ字を使って書き表しますが、それだけでは足りないので、文字の上に小さく「ノ」や「V」や「○」といった付属記号をつけます。
チェコ語の面白さは、なんといってもその難しいところでしょう。単語は動詞も名詞も形容詞も代名詞も、そして数詞までもが変化します。これを身につけなくては、簡単なことすらいえません。そのうえ苦労して身につけたところで、日本でチェコ語と直接に結びつく仕事は限られているのです。
それでも、これまでに学んできた学生たちは、チェコが大好きになり、満足して卒業していきました。その理由は、「マイナー言語」の学習を通して新しい視点を養い、世の中には経済効果よりも大切なものが存在することに気づくからです。複雑なチェコ語はマイナー志向のあなたを必ず満足させてくれることでしょう。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「チェコ語」に入学した学生は、1・2年次では入学時に選択した言語であるチェコ語(地域言語)と、中央ヨーロッパの事情(地域基礎)を学びます。2年次第2学期に、それまで履修してきた導入科目や概論科目にしたがい、言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

チェコ語、およびチェコの文化を学ぶ(3・4年次)

チェコ語を学ぶからには、チェコ語が上手になりたい、自由に読んだり話したり書いたりできるようになりたいと願い、それに向かって努力することは当然です。でも、それだけでは大学で学んだことにはなりません。チェコ語を思いっきり使いながらさらに深く考えてこそ、大学で学んだ甲斐があるというものです。3年次に進学する言語情報コースでは、チェコ語そのものを研究対象とします。また、総合文化コースではチェコの文学や文化を追求します。

チェコ語、およびチェコの文化についての卒業論文

チェコ語の歴史を調べた論文、方言に焦点を当てた論文、若者ことばをテーマに映画の字幕をつけてみた研究、他の言語(ロシア語、スロヴァキア語、ブルガリア語、スロヴェニア語)との対照研究、フォークロア研究などがあります。

卒業後の進路

チェコ語を学んだ人たちはさまざまな道を歩んでいます。チェコと日本を行ったり来たりする商社員もいれば、チェコに限らずさまざまな国や土地へ赴く旅行業や流通業についている人もいます。また、公務員として働いている人、放送局や出版社勤めの人もいます。中学や高校の英語の先生になった人も少なくありません。日本ではマイナーな言語と思われているチェコ語ですが、社会の中の思いもかけないところにこの言語のできる人がいるのです。