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中国語の魅力

中国語中国語は東外大開学当初より続く最も歴史ある語学の一つであり、本学は明治以来一貫して日本の中国語教育の根幹を支え、かついつも各時代の国際事情と共にありました。昨今の国際社会における中国の新たなデビューにともない中国語の需要はますます大きくなっています。中国語ということばは、東アジアの人間の生活と心そしてそれらを積み重ねてきた歴史の世界そのものです。またそれは、過去・現在・未来を、この現代日本に対してたいへん親しみ深く映し出してくれる鏡といってもよいでしょう。人間のことばの相貌により深く切り込み、長大な歴史空間を往来して豊かな古典文学の世界に親しみ、東アジアの歴史と共にあった近代文学のページをひも解くことを、それは可能にしてくれます。隣人たる現代中国社会の人々を知り、自分と現アジア世界を考える方法でもあるのが中国語なのです。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「中国語」に入学した学生は、最初の2年間で中国語(地域言語A)を集中的に学びます。同時に東アジアについての基礎知識(地域基礎)を学びます。2年次第2学期には,それまで履修した導入科目や概論科目を参考にして,言語文化学部の3コースからいずれかを選択します。

中国語、および中国の文化を学ぶ(3・4年次)

1・2年次に学んだ基礎知識を踏まえてその背景やさらに詳細な仕組みや事情を知り考える講義として、言語情報コースに「中国語教育法」「中国語学概論」「中国語商業通信文」「中国方言学概論」、総合文化コースに「中国古代文学史」「中国近代文学史」「漢文学」などがあります。実際の読解や表現また思考の作業を形にしメンバーが発表していく演習として「中国近世白話文学」「中国近現代文学」「中国近代思想論」などを設定し、お互いに討論しながら各人の発想や思考を鍛えます。4年次には自分の研究テーマを深めていく「中国語学」「中国近世文学・文化」「近現代中国の文化表現」といった授業(卒論演習)も通して、自身の卒業論文を完成させていきます。

中国語、および中国の文化についての卒業論文

「日本語、中国語、英語の擬音語の比較 ~動物の鳴き声の表現方法について~」
「《骆驼祥子》の中日対訳から見る日本語オノマトペの効果」
「動態助詞“过2”が表現可能な時間、及び初級学習者への教学状況の研究」
「広東語における“過”と“比”の比較表現」
「時、ひとを待たず -瓊瑶作「匆匆,太匆匆」の翻訳-」
「張愛玲の作品にある香港表象と上海人」
「中国近代文学における日記体小説の成立と関連作品」
「暴力・道化・純粋を内包する「水滸伝」のヒーロー-日本での黒旋風李逵の享受-」
「中国古代伝説中の名医 -盧医廟に見える中国民間信仰の姿-」
「「封神演義」とギルド神 -太師聞仲はなぜ菓子ギルドで祀られたのか-」

卒業後の進路

製造業(トヨタ、ホンダ、クラレ)、金融(東京三菱UFJ銀行、農林中金)、マスコミ(日本経済新聞、NHK、フジテレビ)、法曹関係(黒田法律事務所)、公共機構(日本年金機構)などで卒業生たちが活躍しています。翻訳といったフィールドで専門的に学んだ中国語を直接生かす卒業生も多数います。