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ビルマ語の魅力

ビルマ語ビルマ語はミャンマー連邦共和国(人口約6000万)の公用語で、5000万人ほどの話者人口を持つ言語です。11世紀の初の統一パガン王朝時代から、ビルマ人は石碑、貝葉や紙などの媒体に、歴史や文学、宗教観などを多数記してきました。
その表記に使われるのがインド系の文字であるビルマ文字です。ビルマ文字は真円を基調とする、まるで視力検査の記号のようで、一度見たら忘れることができないでしょう。
現代のミャンマーは2011年に民政移管を果たしてから、投資先として、また巨大なマーケットとして世界中から熱い注目を集めています。レアアースや天然ガス、宝石、チーク材などの天然資源も豊富で、将来的に大きな経済発展が期待されており、日本をはじめとする多くの国がミャンマーとの関係を深め、企業は進出を始めています。中国やインドといった大国と国境を接しており、地勢的にも文化的にも非常に重要な国と言えます。
このような大きな変革時期に、日本でも政治、経済、文化的にミャンマーに関わる人材が広く求められています。約9割が篤い上座仏教徒で、日常のせわしさの中にも静かで落ち着いた宗教生活が息づいているとともに、多くの少数民族との共存が模索されている国でもあります。

1・2年次のカリキュラム

1・2年次ではビルマ語(地域言語A)と、東南アジアおよびミャンマーについての地域事情(地域基礎)を学び、ビルマ語の基礎能力と地域についての知識をしっかりと身につけます。2年次第2学期には、それまで履修した導入科目や概論科目を参考に言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

ビルマ語、およびビルマの文化を学ぶ(3・4年次)

3年次からはより高度なビルマ語運用能力を修得するためのビルマ語の授業や言語学、文化・社会を扱う人類学などの授業が開かれており、自分の学修テーマや興味・関心に合った能力を伸ばしていくことができるようになっています。それまでに学んだ言語と地域の知識を活かして、自分が興味を持つ分野についての本格的な勉強に取り組みましょう。 例えばミャンマーをはじめとする東南アジア地域の言語の歴史や言語現象について、あるいは、社会構造や宗教などの社会・文化的な側面について、学術的な方法論を学びつつ、必要な様々な文献を読んだり、自ら調査を行ったりして、専門的な知識を深めます。4年次にはミャンマーを主たる対象として言語学や文化人類学に関する卒業論文を執筆することができます。

ビルマ語、およびビルマの文化についての卒業論文

「ミャンマーに対する国際援助社会の対応」
「教育の質に関する一考察 ―ミャンマーのACISを事例として―」
「ミャンマーにおける観光を一方策とした持続可能な発展」
「『思い出に』から見るビルマの小説の性表現」
「ビルマ舞踊の未来―――ビルマ伝統芸能の趨勢から」
「カレン民族意識形成に関する一考察 ―ビルマにおけるイギリス植民地時代の視点から」
「東南アジアにおける華僑・華人」
「在日ビルマ人の民主化要求運動 ~2007年反政府デモにおける在日ビルマ人団体を一事例に~」
「ミャンマーの投資政策―独立後か+-ら2010年までと2010年総選挙以降―」
「現代ビルマ語における「-ta_/hma_文」の機能について」

卒業後の進路

ビルマ語の卒業者は企業、国際金融、マスコミ、NGO、外務省をはじめとする公務員職、研究職などさまざまな分野で活躍しています。ミャンマーに滞在、駐在し、それぞれの仕事に従事している卒業生も少なくありません。