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アラビア語の魅力

アラビア語アラビア語は現在、世界の20以上の国で使われています。もちろん、国連の公用語にも指定されています。また現在、世界の5人に1人はイスラーム教徒と言われていますが、アラビア語はコーランの言語であり、どの国の人であろうとイスラーム教徒にとってアラビア語は重要な意味を持っている言語です。このようにアラビア語はアラブ世界を知るためだけでなく、現在の世界を理解するうえでも、そして人間の文化を広い視野において理解するうえでも非常に重要な言語でありながら、残念なことに日本にはこの言語を解する人は多くありません。
たしかにアラビア語はたいへん難しい言語です。文字も見慣れない不思議な形という印象を与えるでしょう。しかしながら文字に関していうと、実はたった28しかなく意外と簡単です。そしてなにより、日本語ともヨーロッパ諸語とも全く異なる独特のシステムを持つアラビア語を学ぶことは、まさに「目からうろこ」の連続で、外国語を学ぶのが好きな人にとって最高の体験になることは間違いありません。

1・2年次のカリキュラム

言語文化学部「アラビア語」に入学した学生は、1・2年次では入学時に選択した言語であるアラビア語(地域言語)と、西アジア・北アフリカ地域の事情(地域基礎)を学びます。さらに導入科目や概論科目を履修し、2年次第2学期に自分が学びたいことに合わせて、言語文化学部の3つのコースのいずれかを選択します。

アラビア語およびアラビア語圏の文化を学ぶ(3・4年次)

1・2年次で習得したアラビア語と、西アジア・北アフリカ地域に関する基礎的な知識をもとに、言語学や文化論等の学術的方法論からの補強を図りながら、アラビア語やアラブ文化に関する専門的な知識を深めていくための科目群です。アラビア語関連の専門科目として、言語情報コースの「アジア・アフリカ言語研究」(アラビア語に関する言語学的研究)、総合文化コースの「西アジア・北アフリカ文化研究」(イスラームに関する宗教学的研究)が挙げられます。4年次にはアラビア語あるいはアラブ文化に関する卒業論文・卒業研究に取り組みます。

アラビア語およびアラビア語圏の文化についての卒業論文

「イラクのアラビア語方言の記述分析」
「文語アラビア語における否定辞の用法の歴史的変遷」
「日本人学生によってアラビア語の咽頭性の修得に関する音声学研究」
「モロッコ方言の記述分析」
「『預言者の医学』と西洋近代医学」
「日本の中高における宗教教育についてーイスラームの扱いを事例とする」
「近代エジプトの民族主義運動と国民的歌手ウンム・クルスーム―愛国歌に込められたエジプト人のアイデンティティ―」
「現代エジプト人若者ムスリマの服装」
「イスラーム暦から見る重層する時の概念」
「アブー・アル=ムイーン・アル=ナサフィーの思想における信仰―マートゥリーディー派神学に見るイスラームの信仰論」

卒業後の進路

就職先としては、報道(新聞、テレビ、通信社)、金融、商社、製造業、エネルギー、また官公庁(外務省、防衛省など)、教育職など多岐にわたります。大学院への進学もあります。アラブ諸国をはじめ海外で活躍している卒業生がかなりの数に上ります。