注目の授業

言語の海を航海するスキルを学ぶ

英語教育学研究A「コーパスを用いた学習者英語分析と教材作成への応用」

投野由紀夫(大学院総合国際学研究院・教授)

コーパス(corpus)とはある言語の発話や文章を、言語分析を目的として大量にコンピューターに蓄積したものです。現在、大きなコーパスは100億語くらいの規模で、世界の主要言語のコーパスがあります。授業の前半は、コーパスの概念や構造、種類、構築方法などを学んだ後、言語データの分析の方法として、単語、品詞、語句、文法構造などの頻度・分布のデータをコーパスからどのように抽出するかを学びます。授業の後半はコーパスから得た言語情報を生かした言語教育教材の提案を各自が行い、ミニ・プロジェクトとしてデータ解析して教材のプロトタイプを作成・発表します。研究者だけでなく外国語教師としても必要なスキルを学べる授業です。

ベンガル文学から世界を眺める

南アジア文化研究AおよびB「ベンガル文学概論(1)および(2)」

丹羽京子(大学院総合国際学研究院・准教授)

ノーベル賞詩人タゴールを擁するベンガル文学を、そのタゴールから現代まで概観し、特質を探る授業です。

ベンガル語圏は現在ではインドとバングラデシュに二分されており、それぞれが異なる歴史的経緯をめぐって形成されたのみならず、西側がヒンドゥー文化、東側がイスラム文化を背景にしていることから、まれにみる多様性と多層性をもっています。

それに伴い、この授業にはベンガル語専攻はもとより、インド文化圏やイスラム文化圏などのさまざまな専攻語の学生が参加しています。授業では、朗読や歌、または映画なども取り入れて、多角的に文学を捉える試みがなされています。

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