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新任教員紹介2017

言語文化学部に5名の新しい先生をお迎えしました!

言語文化学部では2017年に丸山空大先生、逆井聡人先生、ラージ・ラキ・セン先生、Ariane Borlongan先生、小久保真理江先生の5人の新任の先生をお迎えします。 そこで、先生方をよく知っていただくために、インタビュー形式で先生方の専門などについて着任日時順で、ご紹介いたします。



丸山空大先生 (総合文化コース: 宗教学、平成29年2月1日着任)

1.先生のご専門について教えてください。

近代人や近代社会にとっての宗教の意味や役割に興味を持ち、宗教学を研究しています。特に専門としているのは、近現代のユダヤ人思想家やドイツ・ユダヤ人社会についてです。宗教伝統と近代化、ヨーロッパ社会への同化と反ユダヤ主義の間で深く悩んだ彼らの思想から、宗教とアイデンティティや宗教と思想・哲学との関係を分析しています。

2. 教育研究をされていないときは、どんなことをして時間を過ごしていらっしゃいますか?

家族と過ごすことが多いですが、一人でいるときはよく音楽を聴いています。特にルーツ・レゲエというジャマイカの音楽が好きで中学生の頃から聴いています。この音楽はラスタファリアニズムという宗教思想を背景にもっており、私が宗教に興味を持つ一つのきっかけともなりました。

3. 言語文化学部の学生へのメッセージをお願いします。

現代社会においても宗教はなお生きています。皆さんが専攻する言語/地域にも豊かな宗教文化があるはずですし、実は、私たちの身近なところにも意外な形で宗教は存在しています。恐れず、無視せず、侮らず、宗教に大いに関心をもってほしいです!

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逆井聡人先生 (総合文化コース: 文学、平成29年2月1日着任)

1.先生のご専門について教えてください。

東アジアの近現代比較文学が専門分野です。特に冷戦期の日本や朝鮮で発表された文学作品や映画作品などで描かれる都市の焼跡(焦土、廃墟、Ruins)を中心的に扱っています。最近は在日朝鮮人文学や1950年台後半の沖縄における文化運動にも興味を持っています。

2. 教育研究をされていないときは、どんなことをして時間を過ごしていらっしゃいますか?

我が家におわすボス(一歳の息子)と一緒に遊んでいます。かつてはJazzを流してワインを飲みながら料理をするのが好きでしたが、現在はそんな村上春樹なことをする余裕もなく、ボスの昼寝の隙にそそくさと小説をつまみ読みします。

3. 言語文化学部の学生へのメッセージをお願いします。

最近は“グローバル”という言葉をよく耳にすると思いますが、私は“グローバル”であるということは様々な背景を持った人の話を親身になって聞くことができるということだと思っています。言語文化学部の皆さんは、その点においてより多くの人の話を聞く能力を得やすい環境にいるので、是非その機会を堪能して下さい。一緒に色々話せること楽しみにしています!

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ラージ・ラキ・セン先生 (総合文化コース: 日本近現代文学、平成29年2月15日着任)

1.先生のご専門について教えてください。

専門は日本近代文学です。特に、明治期に活躍していた作家たちが法律とどのように直面していたかについて、作品に描かれている養子法・制度に着目して、文学と法律の仕組みについて考えているところです。また、最近は明治期から現代まで、「pop-text」や演劇などの媒体による法律や養子制度の受容や変容についても研究したりしています。

2. 教育研究をされていないときは、どんなことをして時間を過ごしていらっしゃいますか?

私にとって遊ぶことがとても大事なことです。動物と遊べたら最高のことですが、 でも、なかなか遊んでもらえないです(笑)。そして、旅行したり、友達と一緒に 映画を見に行ったり、時間があればカレーパーティーを開いて語り合ったりして、エネルギーを取り戻しています。

3. 言語文化学部の学生へのメッセージをお願いします。

今はグローバル時代であることが当たり前になっています。しかし、この言葉が何を指しているのかについてはいろいろな考え方があります。
私は、このグローバル時代は膨大の情報やネットワークが前提としてあると理解し、このような膨大の情報を自分たちの生活や教育、仕事、コミュニケーションに入れていく際に、一つ一つの情報を取捨選択し、この情報選択が私たちの地位やスタンスを作り上げていくのです。
しかし、この膨大な情報から的確な情報を取捨選択するのはとても複雑で難しいプロセスであるに違いないのです。では、どうすれば、良い情報の選択ができるのでしょうか。 やはり、それは、情報をプロセスするための文章や映像を読む力が大事ですが、その一つ一つの字句像はどのような意味を持っているのかを「考える」ことが大事なステップであり、これは、一番の難問でもあるでしょう。
「考える」ことは一見とても簡単なことですが、実は、自分が納得するまで「考える」ことはとても苦痛なプロセスであると思います。この力を毎日鍛えるにはどうすれば良いのでしょうか。
やはり、そこでは「文学」という媒体が重要になっていくと思います。文学は文章や物語によって人間が直面する無限の「状況」を内包しています。そのような、状況を読み取り、そこで浮かび上がる世界を「想像」することができます。
この「想像」できる力は、人間の最大な強みで、これは我々が実際に日々直面する問題を予測できる力でもあります。そして、この予測に対してどのように向き合うべきか、どのような立場をとるべきかというような土台を提供し、「考える」ことや学問的にいうとcritical thinking (批判的思考法)を身につけることできます。
これから、皆さんと一緒に様々な「文学」を媒体として楽しく物事を学び、それについて「考える」習慣を身につけることができたらと思います。

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Ariane Borlongan 先生 (言語情報コース: 社会言語学、平成29年3月31日着任)

1.先生のご専門について教えてください。

I began my work as a linguist describing the grammar of Philippine English, and I wrote a corpus-based grammar of the Philippine verb phrase for my Ph.D. dissertation. I have also done diachronic analyses of Philippine English. At present, I am investigating change in the grammar of Expanding Circle Englishes, primarily Japanese, South Korean, and Vietnamese Englishes.

2. 教育研究をされていないときは、どんなことをして時間を過ごしていらっしゃいますか?

Beyond linguistics, I do enjoy art appreciation: I see a lot of musicals, but my favourites are ‘Les Miserables’, ‘Cats’, ‘Miss Saigon’, ‘Kinky Boots’, and ‘The Bodyguard’. I also like to appreciate paintings, most especially baroque and impressionist paintings. And I have to mention I love Yayoi Kusama and Takashi Murakami a lot! And finally, I have to say I take time looking at awe-inspring architectures, be it a high gothic cathedral or a glass-and-steel skyscraper.

3. 言語文化学部の学生へのメッセージをお願いします。

My beloved students and future collaborators in language sciences, I look forward to meeting you all and engaging with you in discussions about languages of the past, present, and future. As you spend a few years of your life in Gaidai, allow me share what I know about language and I also would want to learn from you!

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小久保真理江先生 (総合文化コース: 芸術文化研究、平成29年4月1日着任)

1.先生のご専門について教えてください。

私の専門は芸術文化です。特に近現代イタリアの芸術文化を中心とした研究を行っています。地域横断的・領域横断的テーマにも強い関心を持っています。

2. 教育研究をされていないときは、どんなことをして時間を過ごしていらっしゃいますか?

自由な時間には、家族や友人との会話を楽しんだり、映画やドラマを見たり、音楽やラジオ番組を聴いたりします。ラジオ番組は、イタリアやアメリカのものをよくインターネットで聴きます。こうした趣味の時間に、授業や研究に関する着想を得ることもよくあります。

3. 言語文化学部の学生へのメッセージをお願いします。

これから外語大で様々な関心を持つ学生の方々と出会うのを楽しみにしています。これまでにも非常勤講師として外語大で働くなかで、多くの素晴らしい学生と出会ってきました。これから学生との交流の機会が更に増えることをとても嬉しく思っています。学生の皆さんとの交流を通して、教員・研究者として更に成長していきたいと思っています。