国際社会学部

HOME > 学部・大学院 > 国際社会学部 > 地域・コース案内 : 南アジア地域

このページを印刷する

国際社会学部 > 南アジア地域

南アジア地域の魅力

南アジア地域 南アジアは、現在では、8つの国家群(アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、モルディヴ、ネパール、パキスタン、シュリー・ランカー)で構成される地域を指しています。この地域の総人口は、15億をゆうに越えているとされます。地球の総人口がおよそ70億ですから、人類の5分の1強の人々が、この地域に暮らしていることになります。したがって、言語話者人口でも、この地域で話されているヒンディー語とベンガル(バングラ)語が、当然、上位に来ることになります。また、南アジアは、3000万人を越えるとされる移民送り出し地域でもあります。現代世界では、南アジア的なるものとの接触は、もはや、日常的な現象なのです。政治経済をはじめとするさまざまな分野の動向においても、南アジアが看過できない存在となっているのは言うまでもありません。この地域を構成する国家は、歴史において相互に深いつながりを持っているばかりか、各言語話者も、国境を越えて存在しています。あなたがたが、これから勉強しようとするのは、こうした地域なのです。歴史的観点より南アジア世界をとらえ、そこより、現代世界を把握していこうではありませんか。

カリキュラムと開講科目の特色

南アジア地域を学ぶにあたり、1・2年次には、入学時に選択したいずれかの言語を集中的に学びます。

「地域基礎」では、「高等学校の地理歴史より南アジア史・南アジア地域研究へ」を基調に据え、基礎的な知識と研究方法論の獲得を目指します。

このほか、1・2年次にはコース共通、および「地域社会研究コース」「現代世界論コース」「国際関係コース」の導入科目や概論科目を受講し、3年次以後のコース選択につなげていきます。これらの授業を通じ、地域を孤立的にとらえるのではなく、他地域との連関のなかで、なおかつ、重層的に把握する見方を養います。
そして3年次以後は、「地域社会研究コース」「現代世界論コース」「国際関係コース」のいずれかに進学し、その中で「南アジア地域」を学ぶことができます。このうち「地域研究コース」では、「ベンガル地域研究入門」や「南アジア歴史文化論」などが開講されます。それらの授業を通じて、ベンガルの歴史や、開発・農村問題、南アジア近現代史、近現代日本インド関係史などを学ぶことができます。
地域研究であれ、歴史学の研究であれ、史資料の読解にはじまり、南アジアに暮らす人々との交流にいたるまで、的確かつ洗練された言語能力を身に付けることが不可欠です。各地域言語の授業は、そのためにあります。英語の運用能力を軽視してはいけないのは、言うまでもありません。
なお、本学では、入学時に選ぶ地域言語以外にも多くの言語科目が開講されています。南アジア関係では、古典語ではサンスクリット語とパーリ語、近代諸語では、スィンディー語、マラーティー語、パンジャービー語などが学べます。自分の専攻分野において必要とされるヨーロッパの言語とともに積極的に学習するようにして下さい。また、経済学や社会学のディシプリンを軽視してはいけません。意識して学ぶようにしましょう。