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ロシア地域の魅力

ロシア地域本来「ロシア」とは国号であって、固有の地域を示すことばではありません。したがって、「ロシア」の地理的な範囲はロシア国家の領土とともに変化しました。現在は、ソ連の解体によって成立した「ロシア連邦」の領土が、地理的な意味での「ロシア」になります。この広大な地域には100を超える民族と多種多様な言語・宗教があります。この多様性こそが「ロシア」です。日本でもなじみの深いロシア文学やロシアの芸術は、こうした土壌の中で育まれてきたものです。
ロシアはまた日本の隣国でもあり、18世紀にロシアが交易を求めて来航して以来の二国間の歴史があります。隣国ロシアとの関係は日本を映す鏡にもなります。過去には戦争と対立の時代があり、現在も政治的には近い関係にありませんが、経済面の関係は年々拡大しています。近年では多くの日本企業が次々とロシア市場に進出しています。一方ロシア人の間では、伝統的な日本文化だけでなく、アニメ、コミック、ファッションなどの新しい日本への関心が高まっています。

カリキュラムと開講科目の特色

ロシア地域を学ぶにあたり、1・2年次には、まずロシア語を集中的に学びます。

またロシアに関する地域基礎科目が1・2年次の必修です。ロシアはヨーロッパとアジアにまたがった地域です。したがって地域基礎科目は、ロシア国家の範囲に限定した授業と、隣接する中央アジアや中央ヨーロッパに視野を広げた授業とで構成されます。前者は、現在のロシア連邦の政治、経済、社会、国際関係、そしてロシア帝国からソ連邦、そして現在のロシア連邦につながる歴史について論じます。

このほか、1・2年次にはコース共通、および「地域社会研究コース」「現代世界論コース」「国際関係コース」の導入科目や概論科目を受講し、3年次以後のコース選択につなげていきます。
3年次以降は、「地域社会研究コース」、「現代世界論コース」、「国際関係コース」のいずれかに進みます。ロシアの政治、経済、歴史についての講義科目は、「地域社会研究コース」の「ユーラシア地域研究」の授業として開講されます。ロシアについて社会科学の分野での関心を持った学生は、「地域社会研究コース」のゼミで深く学ぶことができます。
なお、専門分野に関わりなく、ロシア地域について深く学ぶためにはロシア語が必要です。国際社会学部の学生も、3年次以降継続してロシア語の能力を高める努力が必要です。