国際社会学部

HOME > 学部・大学院 > 国際社会学部 > 地域・コース案内 : 日本地域

このページを印刷する

国際社会学部 > 日本地域

日本地域の魅力

日本地域

2010年度オリエンテーション旅行(山梨県笛吹川フルーツ公園にて)

東外大で「日本地域」について学ぶ意義ってなんだと思いますか。多言語・多文化化という大きな流れのなかで、まず足もとの「日本」についてしっかり学び・考え、自ら発信していく力をつけることは、世界に向かってはばたいていくために必要不可欠です。世界とりわけアジアのなかの「日本」という視点にたって、この課題を追求していこうというのが、国際社会学部「日本地域」です。ここでは日本の歴史や文化について、留学生と日本人学生が同じクラスで学びますが、たんに知識を得るといった内容にとどまりません。例えば、各自が抱いているさまざまな「日本」イメージの由来について、留学生と日本人学生がともに語り合い、ディスカッションすることは、それぞれが自明のものとしていた見方や意識を再考し、捉え直すよい機会になるでしょう。「日本」を内側からの視点だけではなく、外側からも眺め、それをクロスさせることによって、多角的・総合的視点と優れたコミュニケーション能力を身につけることができるのです。日本人学生そして留学生ともに、比較の視点をつよく意識しつつ学ぶことを通じ、卒業後は世界各地で「日本」について語り、発信できる人材として活躍することが期待されます。

カリキュラムと開講科目の特色

1・2年次は、地域言語科目、地域基礎科目で日本語・日本文化全般に関する基礎的な知識やものの見方を養います。地域言語「日本語」では両学部共通の授業に加え、言語文化学部と国際社会学部それぞれの個性にあった授業も開講されています。たとえば国際社会学部の学生用には、地域言語科目「日本語」のなかに「日本地域研究入門」という授業が開講されています。

このほか、1・2年次にはコース共通、および「地域社会研究コース」「現代世界論コース」「国際関係コース」の導入科目や概論科目を受講し、3年次以後のコース選択につなげていきます。これらの履修を通じて、地域社会をめぐる分析の方法論や社会諸科学の素養を身につけます。
3年次には各コースに分かれますが、各コースの日本地域研究にかかわる専門科目(選択科目)で、日本の社会や歴史(近世史、近現代史)や日本思想等に関する専門的な知識を深めることができます。そして、指導教員のもとで資料の分析や考察の方法を実践的に学びます。
4年次には、それぞれの専門分野に関する卒業論文・卒業研究に取り組みます。
参考までに、卒業論文のテーマとして考えられるテーマをいくつかあげてみます。
 「近世京都の遊里―幕府と奉行所の禁令を中心に―」
 「お雇い外国人教師が見た明治初期の日本の姿」
 「在日朝鮮人の法的位置・権利問題を考える」
 「長崎の『平和教育』における『戦時/植民地加害』の語り」
 「アメリカ小麦戦略と戦後の生活改善運動」
 「日本型グリーン・ツーリズムの導入と展開」

  どのようなテーマを選ぶにせよ、卒業時には、世界の諸言語の一つとしての日本語への理解・洞察のうえに、日本の社会・歴史・文化について自ら考え、それを発信して行く力を身につけることになります。