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国際社会学部 > アフリカ地域

アフリカ地域の魅力

アフリカ地域アフリカは、ヨーロッパ、アメリカ大陸、中国などがすっぽり入るほどの広大な地域です(サブサハラアフリカは現在49の国)。自然のポテンシャルと人々のバイタリティ…実際のアフリカに触れると、その多様性と力強さにだれもが驚きます。そして、この地域は現在、急激な変化の中にあります。私たちはこれまで欧米を手本として近代社会を作り、その視点だけから世界を認識してきました。それが今、グローバル経済のうねりの中で再考を迫られています。他方、その表舞台に新しい価値観を運んで来ようとしているのがアフリカだともいえます。欧州による奴隷貿易や植民地支配という暗黒の歴史を乗り越え、近年には、南アフリカのアパルトヘイト撤廃・民主化のほか、シエラレオネ、リベリア、モザンビークなど、複数の国々が紛争を終結させ国の再建に取り組み始めました。最近は新しい市場としての注目度も高まっています。生や死と率直に向き合い、明るく生きる姿、その中で生まれる人と人のつながり、“今”を生きるアフリカの学びは、新しい国際社会の在り方を多面的な価値観でとらえる絶好の機会となるでしょう。

カリキュラムと開講科目の特色

アフリカには現在2092もの言語が存在するといわれています。最小地域単位の言葉、広域で使用される地域言語、そして旧植民地時代に導入された英語・フランス語などの公用語に区分されます。本コースではこうした特殊な重層的多言語状況を考慮しつつ、アフリカのトピックスをとりいれた実践力重視の独自のカリキュラムを用意しています。
まず言語については1・2年でまず地域言語Aとして英語を、同時に地域言語Bとして選択必修でフランス語、ポルトガル語、アラビア語の中から1言語を学びます。3年には地域言語Cで比較的利用範囲の広いスワヒリ語を習得します。
1・2年次には、地域基礎科目での学習を通じて、主に自然地理や歴史を中心に、現代のアフリカ諸国の在り方との関連について基礎固めをします。植民地支配による地域差が深く関係するので、旧イギリス領、旧フランス領などの特色についても考察します。

1・2年次にはコース共通、および「地域社会研究コース」「現代世界論コース」「国際関係コース」別の導入科目や概論科目も受講し、3年次以後のコース選択につなげていきます。
アフリカは地域的多様性のみならず、専門テーマも多岐にわたります。貧困撲滅、紛争と平和、農業・食糧問題、国際協力など、アフリカの問題は地域の中で完結するものではなく、人類のテーマそのものです。さまざまな角度から問題を分析するテーマ別授業がありますので、興味に従って選んでください。
そして、アフリカを専攻するみなさんには、ぜひ自分なりの興味で国やテーマを選んで、なぜ?どうして?と問いかけながら学んでほしいと思います。アフリカを学ぶということは、既存の価値観を疑うことでもあります。ポジティブな分析視点を身につけ、自分の足で社会に一歩を踏み出す準備をしていきましょう。