国際社会学部

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現代世界論コース

コースの魅力

現代世界論コース

本コースは、名前に「現代世界」、つまりContemporary worldという言葉が含まれているように、「いま」という時代をどのように掴むのかという強い問題意識を大切にしています。
複雑怪奇な様相を呈している現代世界、そこに生じる複雑多様な問題群を自ら発見し、柔軟で批判的な思考によって問題の本質をとらえ、深くて幅広い専門知識や技術を結集して、粘り強く問題解決のために行動することのできる人材を育成することを目標としています。
本コースでは哲学、政治学、歴史学、社会学、人類学、教育学、地理学、ジェンダー論、グローバル・スタディーズ、カルチュラル・スタディーズといった科目群が開講されていて、担当教員もかなりの個性派揃いです。オーソドックスかつ時代の最先端の思想や理論に触れながら、自文化の規範や価値観のなかで充足しない姿勢をもち、現代世界のさまざまな現象の前提となる政治的経済的文化的な構造を基礎から専門まで学び掘り下げることによって、自分なりに問いを立て、解決に導く手立てを見つけるための知的な批判力・構想力を身につけることが目的とされます。

カリキュラム

本コースでは、1年次2学期から始まる「導入科目」で、専門分野を学ぶための基礎的な事項を幅広く学びます。次に「概論科目」に進み、専門分野で学ぶ内容に関する問題群と方法論の全体像を学び、知的な基礎力をつけます。3年次から始まる「選択科目」では、導入科目、概論科目で得られた知識をふまえて、自分が選択した領域の選択科目を各自の問題関心に応じて履修します。選択科目には、コース独自科目、学部共通科目、専門演習(本ゼミ)、卒業論文演習、卒業論文・卒業研究という科目があります。

導入科目

現代世界に生じている問題群に関する基礎的・入門的な事項を幅広く学びます。1年次2学期に<全コース共通科目>から「国際文化論」(ジェンダー論入門A:金)を選択します。さらに、1年次2学期から2年次1学期にかけて、「現代世界論入門ⅠA・B」(現代世界史論:佐藤、政治学入門:大川)、「現代世界論入門ⅡA・B」(文化人類学基礎:栗田、カルチュラル・ポリティクス入門A:李、インクルーシブ教育の諸相:倉石/ジェンダー論入門B:金)、「現代世界論入門ⅢA・B」(哲学:岩崎、社会学)を学びます。本コースに進みたい学生は、1年次2学期以降に開講される以上の導入科目を履修しておく必要があります。

概論科目

導入科目までに学んだ基礎的な知識をふまえて、現代世界で生じているさまざまな問題群に関して、その大要や視点、方法論をさらに体系的に学ぶための科目群です。具体的には、2年次2学期から3年次1学期にかけて、本コースで扱う問題群の概説を行う「現代世界論概論ⅠA・B」(グローバル・スタディーズ:西谷、中山)、本コースで必要とされる方法論の全体を概説する「現代世界論概論 ⅡA・B」(表象の政治学:李、教育学:倉石)が開講されています。

選択科目と演習・卒業論文演習

導入科目・概論科目をふまえて、3年次から本コースに進学し、より専門性の高い選択科目を受けます。本コース独自科目は、「世界認識論」、「社会関係論」、「政治社会論」の3つの領域で構成されています。「世界認識論」では政治学(大川)、現代世界史論(佐藤)、新時代知性論(今福)、「社会関係論」では社会人類学(栗田)、ジェンダー論(金)、教育社会学(倉石)、「政治社会論」では社会学(中野)、哲学・社会思想(岩崎)等が開講されています。 専門演習(3年次)と卒業論文演習(4年次)では、自らの知的関心に応じて本コース所属の専任教員の中から演習を選択必修します。演習では、専門書の講読、個人報告、議論などを少人数(15名以内)で行い、知的な批判力を養いながら具体的な問題を発見し、卒業論文の執筆・完成へとつなげます。

卒業論文

新設コースなのでまだ卒業論文は提出されていませんが、本コースが扱う問題群は学際的で多岐にわたるため、ユニークで幅広いテーマの卒業論文が数多く生まれることを目指しています。

卒業後の進路

本コースを選択した卒業生は、現代世界のさまざまな問題群に対する鋭い問題意識、豊かな発想力、確かな方法論を身につけることによって、高い語学力とともに、マスコミ、商社、製造業、金融、IT関連、教育・研究機関等、幅広い分野で国際的に活躍し、社会のニーズに応えることができます。卒論で扱った研究をさらに深めるために、大学院に進学する学生も少なくありません。