JIRCAS国際シンポジウム 「国際農業・食糧・栄養研究における女性研究者の活躍推進」を後援

本学は、平成28年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に、東京農工大学を代表機関とする連携機関として採択され、女性研究者が活躍できる環境づくりを進めています。
同事業の連携機関である国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)主催の国際シンポジウム「国際農業・食糧・栄養研究における女性研究者の活躍推進」に後援、本学からは岩崎理事、伊集院男女共同参画部会長等3名が参加しました。(2017年11月2日、国連大学ウ・タント国際会議場)
本シンポジウムでは、農業・食糧・栄養の分野で国際的に活躍されている方の講演(基調3件、研究発表4件、うち海外から5件)により、女性研究者が同分野の研究において国際的に活躍できる機会を広げていくための議論を行いました。
世界的には栄養失調(Vitamin-A、鉄、亜鉛)で失明、死亡に至る例が多く、不足をサプリメントで補充するのではなく、栄養素を含むよう植物を品種改良して恒常的に食事で栄養改善していこうとする計画は、持続可能な方策として説得力がありました。一方、日本の若い女性の22%がスタイルを気にするあまりBMI<18.5の栄養失調状態にあり、胎児の生育に懸念がある状態であるとの報告はショッキングでした。
人類全体の食糧・健康確保のために日々努力している女性研究者の、活き活きとした発表が力強く感じられました。

*詳細はこちらをご覧ください→ 出典:JIRCASウェブサイト https://www.jircas.go.jp/ja/event/2017/intl_symp

PAGE TOP