本発表では、5言語の各発表の総括を行った。以下、4つの項目ごとに簡単にまとめる。
〔あいさつ〕
どの言語も最初会った時に日本語の「こんにちは」「はじめまして」にあたるような何らかのあいさつをしてから、自己紹介をする。日本語と韓国語の場合はその後、「どうぞよろしくお願いします」というような今後の関係について言及している。
〔話題の展開〕
どの言語も二人の間に共通する話題が取り上げられている。英語の場合は話者交代がすくなく、うまくターンをとって、話を展開していくのが特徴である。
〔あいづち〕
どの言語にもあいづちが観察された。日本語の場合は回数もバリエーションも一番多い。
〔オーバーラップ〕
日本語とポーランド語において一番多く観察された。会話が軌道に乗ってくると増えるのが特徴である。