附属図書館
本学の附属図書館はこのところ各方面でその活動が注目されています。その主 なものを紹介します。
- 国立情報学研究所は、毎年ウェブページ上で「総合目録データベース図書統計」を公表していますが、このほど、2003年度 (平成15年度)に新規登録された図書書誌レコードに関する統計が発表されました。それによりますと、作成館別の作成件数において、本学附属図書館は2002年度の全国第8位に引き続き、12,085件で全国第5位にランクされています。この成績は総合大学と肩を並べるものであり、単科大学としては抜きんでたものです。
- 平成16年度概算要求事項として、本学附属図書館より要求していた「多言語データベースシステム」が措置され、事業を進めています。この事業は、ロシア語・ヒンディー語・アラビア語について、その言語本来の文字(原綴り)とその翻字(ローマン・アルファベット文字)間で、双方向から自動的に変換できるシステムを開発し、入力と検索に役立てようとするものです。同時に、本学附属図書館所蔵のロシア語図書について、書誌・所蔵情報を原綴りで提供するために、遡及入力を行います。その成果は図書館関係者のみならず、広く利用者に役立つことが期待されています。
- 2004年4月に文部科学省研究振興局情報課は、「国立大学図書館における特色ある取組について」を発表しました。全国から10大学の附属図書館が選ばれ、その中で本学附属図書館は、「教育研究環境の国際化に向けて、蔵書目録の多言語対応」に取り組んでいるとして紹介されています。オリジナルスクリプト(原綴り)による多言語対応と21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」と協働して行っているアジア・アフリカ諸言語史資料の拠点形成が、高く評価されていると言えます。
- 2003年3月に文部科学省研究振興局情報課が公表した報告書「学術情報発信に向けた大学図書館機能の改善について」において、「国立大学附属図書館における特徴的な取組」の事例の一つとして本学附属図書館が取り上げられています。報告書では、本学附属図書館が、電子図書館的機能の導入・整備を通じて21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」プログラム遂行に重要な役割を果たしていることを紹介し、「小規模大学における情報発信のための組織的な試みとして先進的なものである」と高く評価しています。
- 2003年6月25、26日の二日間にわたって国立大学図書館協議会第50回記念総会が開催されました。その研究集会プログラムでは「大学図書館機能の新たな展開」のテーマの下に5大学の附属図書館が報告を行いましたが、本学附属図書館も「オリジナルスクリプトによる目録情報提供への取組み ― 多言語OPACの構築と全学プロジェクトへの支援 ―」と題して報告を行いました。報告は、本学附属図書館が進めている目録情報の多言語化と21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化拠点」への支援活動について紹介したものです。記念すべき総会で本学附属図書館にこうした機会が与えられたことは、その活動に対する高い評価の表れだと言えます。
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