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第1回 10/12 池端 雪浦 (東京外国語大学長)
「日本と東アジア諸国との共生」 |
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アセアン+3(日本、中国、韓国)を中核とする「東アジア共同体」構想は今後いかなる展開をみせるのだろうか。経済主導で進められてきた共同体構想が、政治や文化の面においても、また科学技術や学術、教育などの面においても意味あるものへ発展していくことが望まれる。そのためには、市民レベルでの地域理解と交流が不可欠だ。本講座の第1回は、フィリピンという多言語・多文化社会の成り立ちと日本との関係を、長期的な歴史のスパンの中で考えてみたい。
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第2回 10/19 永井 重信 (元ブルネイ大使、元インドネシア公使)
「激動のインドネシアと日本」 |
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インドネシアでは、1998年5月のスハルト大統領の辞任以来、混迷と停滞の激動の時代が続いた。2004年に大統領に就任したユドヨノは、汚職撲滅、失業者救済、貧困層削減、外資導入による産業振興、高度成長、地方問題、テロ撲滅、アチェ復興などの困難な課題に取り組んでいる。その現状と将来を展望し、東南アジア随一の大国インドネシアと日本の密接な相互依存関係を探る。 |
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第3回 10/26 澤田 ゆかり (東京外国語大学助教授)
「中国にみる人口大国の成長と安定のバランス〜『無限の低廉労働力』の神話〜」 |
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中国の高度経済成長は、13億人の巨大な人口を基盤とする低廉な労働力と国内市場に支えられてきた。しかし一人っ子政策と経済改革の進展により、いま労働市場に異変が起きはじめた。無限と思われた農村からの出稼ぎ労働の供給量にかげりが見られ、輸出加工を担う東南沿海部では、外資系企業が単純労働力の不足に注意を向けている。その一方で大卒者は深刻な就職難に直面している。本講義では、その要因と現地での対応方法を分析する。 |
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第4回 11/ 2 内藤 徹雄 (共栄大学教授、元さくら銀行・さくら総研)
「アジアの通貨と共同体−人民元問題とアジア経済統合の行方」 |
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現在、中国の人民元の切り上げ問題が世界で注目を集めているが、人民元とはどういう通貨なのかという観点からこの問題の背景と本質を探り、欧米、日本の切り上げ要求の妥当性と中国にとってのメリット・ディメリットを考えたい。また、アジアで進展している経済統合・FTAの動きとアジアにおける通貨問題を関連づけて、円と元の将来性について論じてみたい。 |
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第5回 11/ 9 丹羽 泉 (東京外国語大学助教授)
「韓国と日本の関係を考える〜「反日」と「嫌韓」を超えて」 |
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「近くて遠い国」という形容詞が決まり文句のようにつけられてきた日本の韓国のイ
メージは、最近の「冬ソナ」ブーム以来、まるでうそのように思えるほど身近なものに感じられるようになってきた。しかしそれは日本から見た韓国像のこと。韓国から
見る日本は比較的一貫したものである。文化理解という視点から、昨今の日韓関係をめぐる歴史問題や政治課題について共に考えてみたい。 |
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第6回 11/16 石井 米雄 (人間文化研究機構長、元神田外語大学長)
「アジアとの相互理解は如何にして可能か?−日タイ交流600年の歴史を題材に」 |
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日本とタイとは14世紀以来の長い交流の歴史をもっている。しかしその交流の実態をみると、「物」の交流が中心で、「人」の交流は「物の交流」に付随するにすぎなかった。この状況は残念ながら現在においても基本的に変化していない。真の意味における「人」の交流がないかぎり、ふたつの国の間に相互理解はありえない。どうすれば「人」の交流が可能となるのか。その道を探ってみたい。 |
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