東京外国語大学
アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム設立式ならびに記念シンポジウム
アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム設立式
日時:2007年3月7日(水)
10:00~12:00
会場:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(3F)
コンソーシアム設立記念シンポジウム
Endangered Languages and Cultures
of Asia and
「危機に瀕するアジア・アフリカの言語と文化」
同日14:00より 同会場
レセプション
同日17:30より
会場:東京外国語大学 大学会館1階ホール・ダイニング
*要申込 会費2,000円(学生1,000円)は当日受付にてお支払い下さい
お問い合わせ・申込先・:
東京外国語大学 国際学術戦略本部(OFIAS)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
電話 042-330-5931
ファックス
042-330-5599
e-mail
ofias-consortium AT tufs.ac.jp (ATの部分には「@」を入れてください。)
■ プログラム
10:00~10:15 |
歓迎と開会の挨拶 |
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池端 雪浦 東京外国語大学長 |
10:15~10:30 |
コンソーシアム構想説明 |
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宮崎 恒二 東京外国語大学副学長、国際学術戦略本部長 |
10:30~10:35 |
機関紹介1:東京外国語大学 パート1 |
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宮崎 恒二 東京外国語大学副学長、国際学術戦略本部長 |
10:35~10:45 |
パート2 アジア・アフリカ言語文化研究所(ILCAA) |
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大塚 和夫 アジア・アフリカ言語文化研究所長 |
10:45~11:00 |
機関紹介2:フランス国立東洋言語文化学院 (INALCO) |
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Prof. Jacques Legrand INALCO大学長 |
11:00~11:15 |
機関紹介3:ライデン大学 |
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Prof. Dr. Geert E. Booij ライデン大学人文学部長 |
11:15~11:30 |
機関紹介4:シンガポール国立大学 (NUS) 人文社会学部(FASS) |
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Prof. Tan Tai-Yong シンガポール国立大学人文社会学部長 |
11:30~11:45 |
機関紹介5:ロンドン大学東洋・アフリカ研究院 (SOAS) |
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Prof. Elisabeth Croll SOAS副学長 |
11:45~12:00 |
設立セレモニー |
12:00~14:00 昼食休憩 |
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14:00~17:00 |
記念シンポジウム |
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テーマ「危機に瀕するアジア・アフリカの言語と文化」 |
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(「Endangered Languages and Cultures of
Asia and Africa」) |
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チェアマン ペーリ・バースカララーオ 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所教授 |
14:00~14:15 |
挨拶 |
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ペーリ・バースカララーオ (ILCAA, TUFS) |
14:15~14:45 |
発表1Presentation 1: “Endangered Languages, A Many-Sided Notion: History and Experience
of INALCO, the Case of Mongolian Languages” |
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Prof. Jacques Legrand (INALCO) |
14:45~15:15 |
発表2: "Documentation of Endangered
Languages: Experiences from Leiden" |
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Prof.
Dr. Martinus Mous (ライデン大学) |
15:15~15:30 ティーブレイク |
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15:30~16:00 |
発表3: "Training for Documentation of
Endangered Languages: the SOAS Experience" |
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Prof. Peter K. Austin
(SOAS) |
16:00~16:30 |
発表4: パート1"Endanged Language studies at TUFS" |
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パート2: "Endangerement
of Language and Culture: A Case of the Todas of
South India" |
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ペーリ・バースカララーオ (ILCAA, TUFS) |
16:30~17:00 |
総括及び閉会の挨拶 |
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Prof. Peter K. Austin
(SOAS) |
17:30~レセプション(大学会館1階ホール・ダイニング) |
■ コンソーシアム設立記念シンポジウム
「危機に瀕するアジア・アフリカの言語と文化」
開催委員長:ペーリ・バースカララーオ
「危機に瀕するアジア・アフリカの言語と文化」に関する本シンポジウムはこのたびのコンソーシアム設立に際しての重要な学問的催しです。参加5機関はこの分野での長期間に亘る研究の伝統を維持しております。この時期にコンソーシアムを設立し、メンバー機関の人材や研究資源を共有し、将来の共同研究に入るための計画を立てるのに誠に時宜をえたものであります。これからの共同研究の形態や範囲は多種多様となりましょう。今回のテーマに基づきいろいろな話題を披露して戴く今回のシンポジウムは学問的、技術的および後方支援関連等の多岐に亘る問題点を討議するのに最適の催となることでしょう。危機に瀕する言語・文化の研究はこの10年ほど非常に活発になっておりますが、そのきっかけはこの種の話題を取上げた啓蒙的な出版、広報活動によるところ大であります。危機言語の現地研究活動、書類による整理および保存活動のためだけに研究費を提供するいくつかの財団も設立されております。本コンソーシアム・メンバー機関の研究者の中には所属の機関の資金による研究に加えて、この種の財団から資金の提供を受けているプロジェクトに参加されておられる方々もいらっしゃいます。同様に、メンバー機関の研究者の方々はアジア・アフリカの2大陸における少数民族や滅亡の危機に瀕している部落の文化を分析し記録するといった作業に長年取り組んでおられます。本シンポジウムではそのご努力の成果を発表していただくことになります。