講演者プロフィール

高山　憲之（たかやま　のりゆき）
1946年生まれ。東大大学院修了。経済学博士。現在、一橋大学経済研究所長 (教授)。年金問題の世界的権威。 「年金の鉄人」としてﾃﾚﾋﾞ朝日・報道ｽﾃｰｼｮﾝに出演。「世代間利害調整」研究ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄの代表を務める。その事後評価はA+ (期待以上の研究の進展があった) であった。2006年度から世代間問題研究ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄの代表。日経・経済図書文化賞受賞(1996年)。著書：『信頼と安心の年金改革』(東洋経済新報社、2004年) 等。
URL：http://www.ier.hit-u.ac.jp/~takayama/

安田　賢二（やすだ　けんじ）
1965年生まれ。早大大学院修了。理学博士。東大助教授を経て現在、東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授。生命現象の中の後天的獲得情報のしくみを１細胞から理解することを目指し、新分野ｵﾝﾁｯﾌﾟ・ｾﾛﾐｸｽ創出。NEDO、JST関連の複数大型ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄの代表。ﾅﾉﾃｸﾉﾛｼﾞｰと1細胞ﾊﾞｲｵﾃｸﾉﾛｼﾞｰを融合させた一連の計測技術を開発。生命ｼｽﾃﾑ理解と、その医学・薬学への応用可能性を探索。応用物理学会論文賞 (2000年)、MNC 2004 Award for Most Impressive Presentation (2005年) 受賞。著書等：Lab-on-Chips for Cellomics (Kluwer Academic Publishers, 2004) 等。

真島　一郎（まじま　いちろう）
1962年生まれ。東大大学院博士課程修了。社会学修士。現在、東京外国語大学ｱｼﾞｱ・ｱﾌﾘｶ言語文化研究所助教授。1980年代末より仏語圏西ｱﾌﾘｶ地域を対象とした文化人類学の調査・研究に従事。主な研究ﾃｰﾏ：西ｱﾌﾘｶ村落社会における情報流通の様態、植民地経験、独立後の社会運動論、冷戦後の紛争問題、人類学的思考の思想史上の位置づけ等。日本ｱﾌﾘｶ学会研究奨励賞 (1998年)、澁澤賞 (2003年) 受賞。著書等：『だれが世界を翻訳するのか−ｱｼﾞｱ・ｱﾌﾘｶの未来から』(人文書院、2005年) 等。URL：http://www.aa.tufs.ac.jp/~imajima/

林　静雄（はやし　しずお）
1947年生まれ。東京工業大学大学院修了。工学博士。現在、東京工業大学応用ｾﾗﾐｯｸｽ研究所ｾｷｭｱﾏﾃﾘｱﾙ研究ｾﾝﾀｰ長 (教授)。鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ構造の耐震性に関する最高権威。国内外で地震災害を調査。日本建築学会災害委員会委員長、鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ構造運営委員会主査、日本ｺﾝｸﾘｰﾄ工学協会ｺﾝｸﾘｰﾄ診断士委員会委員長等を兼職中。日本ｺﾝｸﾘｰﾄ工学協会功労賞 (2005年) 等、受賞。著書：『阪神・淡路大震災調査報告-鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ造建築物』(日本建築学会、1997年)、『鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ構造』(森北出版、2004年) 等。URL：http://www.serc.titech.ac.jp/~hayashilab/