Tue, 31 Mar 2015 17:26:25
最新のHybrid Cloud環境・Server Virtualization
東京外国語大学のキャンパスネットワークは,世界中のインターネットサイトの中でも最先端のハイブリッドクラウド環境で運営されています。
ICCでは,府中キャンパスと国内データセンター (DC) 内に分散配置した複数物理マシン上の VMWare 仮想サーバ群と HP3PAR 仮想化クラスタストレージを 2 セットそれぞれ独立して稼働させ,相互をSINET-L2VPN回線で結ぶ,プライベートクラウド構成で運営しています。
DC の活用により,東京外国語大学の WWW,e-mail など主要サービスは府中キャンパスとは独立に24時間365日停止しません。さらに,非常時には機能をDC側にまとめることで府中キャンパスの機能をDC経由で維持することも可能です。また,ICC では本郷サテライトもVPNにより接続サポートしています。こうしたプライベートクラウドに加え,教育機関向けパブリッククラウドの Google Apps for Educationの使用契約も結びました。東京外国語大学キャンパスネットワークのユーザは,これまで通りのtufs.ac.jpのメールアドレスで Gmail を使用できます。また,大容量の Google Driveも利用できるようになりました。