留学や国際交流活動
 

 

大学間交流協定締結校

  • アンカラ大学(アンカラ・トルコ)
  • ボアジチ大学(イスタンブル・トルコ)

トルコへの語学留学

  • トメル(トルコ語教育センター)
  • ボアジチ大学夏季講習

大学間交流協定締結校

 アンカラ大学

アンカラ大学は共和国成立後、首都アンカラに「新生トルコ」の頭脳育成をめざし創設された、トルコでもっとも伝統のある大学です。すでに存在していた法学部(1925年創設)、文学部(1935年創設)、理工学部(1943年創設)、医学部(1945創設)を統合する形で、1946年に創立されました。現在、文学部、教育学部、神学部、法学部、政治学部、マスコミュニケーション学部、理工学部、農学部、医学部、歯学部、薬学部、獣医学部の12学部からなっています。1995年現在の学部学生数は32,338人、大学院生数は5,768人、教員数3,577人です。

文学部は、正式には、「言語・歴史学・地理学部」と呼ばれ、人文・社会科学系の多数の学科が含まれます。日本語・日本文学専攻学科はトルコで初めての日本研究のセンターとして10年前に創立されました。東京外国語大学のトルコ語専攻は、主に、この日本語・日本文学専攻学科を窓口に、アンカラ大学との交流を進めています。

アンカラ大学との協定は、1997年8月に締結されました。協定書は次のようなものです。

  • 日本語版
  • トルコ語版

この協定に基ずき次のような内容の覚書を結んでいます。

  1. 東京外国語大学とアンカラ大学は、毎年2名を上限として学生を交換することができる。
  2. 交換学生の受け入れ期間は、原則として1年とする。
  3. 交換学生の受け入れ身分は、特別聴講生とし、聴講した単位は互換できるものとする。
  4. 日本人学生は、トルコ語前期2年間の課程を修了していること。トルコ人学生は、日本語において十分な能力を有するものであること。
  5. 交換学生の、受け入れ大学での検定料、入学料及び授業料は不徴収とする。その他の費用は、当該学生が負担するものとする。また、受け入れ大学は交換学生に留学生用宿舎を提供する努力をする。

大学間交流協定締結校への派遣学生は、文部省の「短期留学推進制度に基づく短期留学生派遣」に応募することができます。要綱は次のようになっています。(詳細は留学生課に問い合わせてください。)

  • 月額8万円の奨学金。
  • 期間は、おおむね6か月以上1年未満(候補多数の場合、長期のものを優先する。)
  • 原則として、休学せず、留学の資格で行くことが望ましい。
  • 留学先で取得した単位は、在籍大学でも単位に認定することができる。

毎年12月に文部省の「短期留学推進制度に基づく短期留学生派遣」に応募する学生を募集し、1月に決定されます。その後、文部省への出願を経て、3月に国費留学生としての採用の当否が決まります。応募の意志のある学生は、なるべく早く、担当教官に相談してください。

ただし、国費留学生としてでなくとも、大学間交流協定に基づく留学は可能です。この場合も、アンカラ大学での学費免除、学寮への入寮許可など、いくつかのメリットがありますので、やはり、担当教官に相談してください。

また、派遣だけでなく、大学間交流協定締結校からの招聘も、「短期留学推進制度」に基づき実施されています。派遣の場合とほぼ同じ条件で、今後アンカラ大学から留学生を受け入れていく予定です。これまでの交流実績は次のとおりです。

 トルコへの語学留学

現在、トルコで語学研修をする方法としては、トメル(トルコ語教育センター)のコースやボアズィチ大学の夏期講座に参加する方法があります。

 TOMER(Turkce Ogretim Merkezi トルコ語教育センター)

1984年にアンカラ大学に付属する語学教育センターとして発足したトメルは、現在、アンカラだけでなく、イスタンブル、イズミル、アンタリヤなどに20の教室をもつ、トルコ最大の語学学校です。約2万人がトメルで学んでいます。外国人にトルコ語を教えるコースだけでなく、トルコ人向けの英語やフランス語、ドイツ語、さらに中央アジアのトルコ諸語のコースを開設しています。また、アンカラ校には、日本語のコースもあります。
 開設コース日程の詳細情は
トメルのホームページへ

 

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