恐れるな!暁にたなびくこの赤い旗は、決してなくなる事はない
- 消えることなく、我が祖国の上に煙たなびく最後の炉
- それは我が民族の星、キラキラと輝く
- それは我がもの、唯、我が民族のものなのだ
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- 額を歪めるな、お前のために犠牲となろう、たなびく新月旗よ
- 勇敢なる我が民族に微笑め。何という激しさ、何という怒り
- しかし、微笑まなければ、流れた我々の血がお前のものとならない
- 独立は、神を慕う我が民族の権利である
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- 私は大古から自由に生きてきた、そしてこれからも自由に生きる
- 一体どんな輩が私を鎖で叩くというのか?馬鹿な!
- 私は荒れ狂う洪水のようだ、堰を越え、溢れ出す
- 山々を引き裂き、大洋へ出ても収まらない、さらに溢れる
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- 鋼で覆われた壁が、西方の地平線を取り囲んだとしても
- 私には信仰で満ちた胸と同じように、自由な境界がある
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気高い国民よ、恐れるな!お前が<文明>と呼んだ、歯の抜け落ちた野獣が
- この信仰を一体どうやって抑えつけるというのか
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- 友よ、我が国土に卑しきものを入れてはならない、決して!
- 守るのだ、この恥知らずな襲撃の本体を押し止めるのだ
- お前に神が約束された日々が訪れようとしている
- それが明日か、明日よりもっと近いか、誰にわかろう
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- 今踏みしめている場所はただの<土地>ではない、知るがよい!
- 思い出せ、足下に幾重にも埋められた白布に包まれない死体を
- お前は、殉教者の息子なのだ。父祖を傷つけるな。それは、恥ずべきこと
- 渡すな、たとえ世界を手に入れようとも、この天国の如き祖国だけは
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- だれがこの天国たる祖国のために犠牲になれないだろうか
- 殉教者が地面を埋め尽くそうとも、さらに殉教者が溢れ出す
- 神よ、私の魂、最愛の者、私の全てに替えても
- 私を、この世界で唯一の祖国からだけは引き離すな
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- 我が魂のあなたへの唯一の望みは、次のこと
- 余所者の手が、我が聖なる場所の胸もとを触らないように
- エザーン――信仰の告白は宗教の礎――が
- 永遠なる我が祖国の上に響くべし
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- もし私の墓石が残っているならば
- その時、恍惚として千回ひれ伏すであろう
- ああ神よ、あらゆる傷口から、血の涙が溢れ出す
- 若者の魂の如く、地面から私の屍が甦る!
- その時、私の頭は上昇しつづけ、最上天に達する!
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- ああ、誉れ高い新月旗よ、お前も暁の太陽のように波打つがよい
- 流れた私の血の全てを、ついにお前のものとするがよい
- 永遠に、お前に、そして我が民族に滅亡はない
- 自由は、自由に生きてきた我が新月旗の権利
- 独立は、神を慕う我が民族の権利なのだ
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