吉枝聡子(YOSHIE Satoko, Ph.D.)
<学歴>
1991年3月 東京外国語大学外国語学部ペルシア語学科卒業
1993年3月 東京外国語大学大学院修士課程語学文学研究科修了(文学修士)
1998年3月 東京外国語大学大学院博士後期課程修了(学術博士)
<職歴>
1995年4月-1997年3月 日本学術振興会特別研究員(DC)
1998年4月-2000年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
1999年4月-2004年3月 東京外国語大学外国語学部助手
2000年4月-2002年3月 日本学術振興会海外特別研究員
2004年4月-2009年3月 東京外国語大学外国語学部講師
2009年4月-2010年3月 同大学総合国際学研究院講師(職名変更)
2010年4月- 同大学総合国際学研究院准教授
(学位論文)「現代ペルシア語の敬語行動に関する社会言語学的研究−テヘランの場合−」(A Sociolinguistic Study on the Politeness of Modern Persian−The Case of Tehran City−)(東京外国語大学博士論文,1998年3月)314+xiipp.
Sari Dialect (Studia Culturae Islamicae No.56, Iranian Studies No.10), Institute for the Study of Languages and Cultures of Asia and Africa, 1996/3/29, 151pp.
「ペルシア語」「クルド語」『事典世界のことば141』(梶茂樹他編),大修館書店, 2009/4, pp.276-9 / pp.252-5.
「アフガニスタンの言語事情」『アフガニスタンと周辺国』(鈴木均編,AA研選書)アジア経済研究所,2008/3/14, pp.201-210.
「ペルシア語」『世界のことば辞典・辞書の辞典』(石井米雄編)三省堂, 2008/8/25, pp.310-326.
「ペルシア語」『イスラーム世界研究マニュアル』(小杉泰他編)名古屋大学出版会,2008/7/10,pp.41-45.
「イラン語の世界」『オリエントとは何か-東西の区分を超える-(別冊 環8)』2004, 藤原書店
「イラン語派−ダレイオスのことばとシャープールのことば」『イランを知るための65章』2004,明石書店
「ペルシア語はどこまで通じるか−−イランことば探訪1/2」『イランを知るための65章』2004,明石書店
「お国ことばさまざま−−イランことば探訪2/2」『イランを知るための65章』2004,明石書店
「ペルシア語の敬語行動−イラン式おつきあいの知恵」『鈴木孝夫著作集』岩波書店, 2000/3, pp.3-6.
「おいしい料理は家で−家庭料理」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.60-5.
「ペルシア語わかりません−−言語事情」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.82-9.
「隠す文化と現す文化−チャードルの効用」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.98-105.
上岡弘二/吉枝聡子「生きるために食べる−外食文化」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.49-59.
上岡弘二/吉枝聡子「テヘランのバザール」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.68-70.
上岡弘二/吉枝聡子「地名・人名の書き方−間違い探し」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.78-9.
吉枝聡子/上岡弘二「「京のぶぶ漬け」イラン版−タアーロフ」『暮らしのわかるアジア読本−イラン』河出書房, 1999/9/24, pp.132-3.
「人に会う,物に会う−−イランとバーザール」(写真・文)『アジアウエーブ』アジア文化社,1998/11, No.70, pp.1-6.
「インフォーマントとのつきあいかた−イラン式社交辞令」『文部省科学研究費国際学術研究・海外学術調査ニューズレター』国際学術研究総括班,1997/1. pp.20-1.
「ペルシア語の女性語」『世界の女性語・日本の女性語』(『日本語学』臨時増刊号),1993/5, Vol.12(6). pp.82-5.
「ゴジャール・ワヒー語の能格構文」『東京外国語大学論集』2009/No.78.
「ゴジャール・ワヒー語の動詞体系」『東京外国語大学論集』2008/No.76. pp.35-62.
'The Sound System of Gojal Wakhi', 『東京外国語大学論集』2005/No.71, pp.43-82.
「現代ペルシア語の複合語に関する一考察」『言語研究X』東京外国語大学, 2000/3 , pp.90-118.
「Ta'arof研究の現状とその問題点−社会言語学的視点から−」(Present State and Problems of the Research of Ta'arof)『オリエント』 1994/10, Vol.27(1), pp.87-103.
「現代ペルシア語の呼称」, 1993/3, 東京外国語大学, 56pp.
「ペルシア語の擬態語と擬声語」(Onomatopoeia in Modern Persian)『アジア・アフリカ言語文化研究』, 1992/9, No.44. pp.95-117.
「ワヒー語婚礼歌sinisay」『語学研究所論集』東京外国語大学語学研究所,2007/No.12 pp.101-118.
'Gojal Wakhi Basic Vocabulary', 『言語情報学研究報告』2005/No.8,東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」, pp.401-477.
上岡弘二・吉枝聡子「現代ペルシア語の音とカナ表記」『アジア・アフリカ言語文化研究』,No.60, 2000/9, 67pp.
上岡弘二・吉枝聡子「名前の意味するもの−ペルシア語人名学事始め−」『縄田鉄男教授退官記念論叢』縄田鉄男教授退官記念論文集刊行会,2000/3, pp.35-74.
「ペルシア語辞書における表記上の諸問題」『日本中東学会年報』No.11, 1994/3, pp.305-18.
<ペルシア語テキスト>
『ペルシア語文法』2004/4(改訂版2006/4, 2008/4)
『ペルシア語文法』(簡略版)東京外国語大学ペルシア語研究室,2004/4.(改訂版2006/4)
<辞書項目>
『出会いのことば表現辞典』三省堂(ペルシア語+エッセイ+当該言語概況担当)三省堂,2004
「イラン諸語」「ダリー語」『イスラーム辞典』岩波書店,2001/9
『世界のことば100語辞典・アジア編』(ペルシア語+当該言語の概況+エッセイ担当)三省堂,1999/6/30
現代ペルシア語研究・イラン諸語研究
ワヒー語(イラン語派パミール諸語)およびゴジャール(パキスタン・北部フンザ)地域に関する言語・文化研究
2004-2006年度 文部科学省科学研究費補助金(若手研究(B)) 課題No.16720084「ゴジャール・ワヒー語の調査研究−基礎語彙および民俗・民族誌資料の収集と分析」2004年度)研究代表者
2007-2010年度 文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(B)) 課題No.19401418「ゴジャール・ワヒー語圏の調査研究−文法分析・比較基礎語彙と民俗誌資料の採集・分析」研究代表者
金2(10:40-12:10)
研究室:804
研究室電話番号&Fax:042(330)5339
E-mail: yoshie@tufs.ac.jp
ワヒー語ウェブサイト: http://www.coelang.tufs.ac.jp/multilingual_corpus/wakhi/index.html