次>>
1/10
カスピ海
「海」と名付けられているが、面積約37万4000平方kmの世界最大の「塩湖」である。
日本の国土面積が約37万7873平方kmであると知ったら、その大きさが少しは想像できるだろうか。
「カスピ海」の名称は古代ギリシア人の命名によるが、アラブの地理学者は7〜10世紀にカスピ海北方の草原で勢力をふるったテュルク系遊牧国家「ハザル」にちなんで「ハザルの海」と呼び、この表現がペルシア語やトルコ語に入った。