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留学事情

 ビルマでは、1988年の民主化運動の高まりとその後の内政の緊張のなかで大学がしばしば閉鎖されるという状況が発生しました。近年には、政府の主導で大学の移転や地方大学(Regional College)の総合大学への格上げ、新規開設などの動きが活発になっていますが、いずれにせよ、高等教育体制が充分に安定するまでは、対外交流はなかなか難しいのが実情です。
 しかし、ビルマ留学の道は、ヤンゴン外国語大学へのビルマ語学留学という形で広く開けています。ビルマ語専攻からも毎年のように、1年間の留学に出かける学生がいて、帰ってきたときには格段のビルマ語力やビルマ文化への深い理解を身に付けてきます。
 また交流協定は結ばれてはいないものの、東京外国語大学ビルマ語専攻とビルマの大学との交流の中で、本学の大学院生がヤンゴン大学ビルマ語学部、大学歴史委員会、あるいは文化大学へ直接、2年間の留学に行くということも可能になってきました。今後こうしたルートは徐々に拡大してゆくものと期待できます。

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