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卒業生の進路は?

 ビルマ語専攻開設以来200余名の卒業生が巣立ってゆきました。その進路は民間企業、国際金融、マスコミ、大学教員、マスコミ、NGO、公務員と多岐にわたり、ビルマ語専攻卒業生は、社会の様々な分野で活躍しています。ビルマと日本の関係は歴史的に深いものの、他の東南アジア諸国に比べ、日本企業の進出が比較的少ないビルマでは、ビルマ語運用能力を直接発揮できる就職先が少ないことは事実ですが、大学の専攻で就職が決まることはむしろ少ないので、どの専攻語でもほとんど同じ事情ではないでしょうか。
 それでも現在ビルマでは、ジェトロ・アジア経済研究所から2名、JICAから1名、NGOから1名、在ビルマ日本大使館に1名など、本学のビルマ語専攻の卒業生が活躍しています。
 ビルマあるいは東南アジアに直接関わらない仕事をしていても、大学でアジアのビルマという国、文化、人々に深く触れたことは、世界を見る目をより多元的にし、それぞれの人生に豊かな彩りを与えてくれるはずです!!
 就職難がいわれている昨今でも、ビルマ語専攻卒業生は、しっかり就職口を見つけています。 大学の4年間落ち着いて勉学に取り組み、積極的に専攻地域や異文化とかかわり、それぞれが自分を磨くことを忘れなければ、就職についての心配は杞憂です。
 どんな進路であれ、卒業生たちがしっかりと自分の未来を掴み取っているのを見るのはとても嬉しいことです!

ちなみに2001年度の学部ビルマ語専攻の卒業生12名の進路は以下のとおりです。
就職:川崎重工、富士通、あさひ銀行、NGO(反差別国際運動日本委員会)、イデア ・イ  ンスティテュート、安田火災海上保険、大正製薬、大王製紙、大成社、日本出版販売 以上10名
進学: 2名(国内1名、海外1名)

また進学先は、本学大学院の地域文化研究科に進んでビルマ地域研究を深めてゆくケースと、他のディシプリンを求めて、他大学や海外の大学院に進む場合があります。他大学では、東京大学大学院(経済、歴史学)、同大学士入学(法学)、横浜国立大学大学院(国際法)、学芸大学大学院(心理学)、海外ではMichigan University, East Anglia University, London University, などへの進学者がありました。



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