東京外国語大学モンゴル語専攻

東京外国語大学東アジア課程



2001.10.31開始
最終更新日2005.05.13.

男
 モンゴル語は、トルコ語やマンジュ(満州)語などと共にアルタイ諸語のひとつに数えられ、語順は日本語と同じなので、日本人にとっては、たいへん学びやすいことばといえます。

 かつてチンギス・ハーンの時代にモンゴル帝国を築いたモンゴル民族の居住する地域は、独立国のモンゴル(旧モンゴル人民共和国、いわゆる外モンゴル)にとどまらず、中国の内モンゴル自治区、新疆・ウイグル自治区、遼寧省、吉林省、青海省、ロシアのブリヤート共和国、カルムイク共和国など、広い地域におよんでいます。モンゴル語で記録された資料は、13世紀から現れはじめ、以来、歴史書、文学作品、宗教文献をはじめ、さまざまなジャンルの書物がモンゴル語で書かれ、今日まで伝えられています。文字によって記録された作品以外に、口承で伝えられたフォークロアも豊かです。

 北アジア、内陸アジアの遊牧民を代表するモンゴル民族は、その歴史の中で、周辺の諸文化、特にトルコ人、チベット人、漢人の文化と接触しつつ、独自の文化をつくりあげてきました。

 1990年の民主化後、モンゴルは再び脚光を浴びています。定着農耕文化とは対極的な遊牧文化の伝統を基層にもちつつ、多様な価値観をつつみこんだ新しい文化が、モンゴルにまさに誕生しつつあります。

 わたしたち東京外国語大学東アジア課程モンゴル語専攻は、言語(モンゴル語)を核に、モンゴルという地域をさまざまな角度から学習・研究する場です。




モンゴル語専攻についてのQ&A(受験生の皆さんへ)

こども Q&A

Q1.モンゴル語はどんな言葉?

Q2.モンゴルってどんなところ?

Q3.なにを勉強するの?

Q4.留学はできるの?

Q5.卒業後の進路は?


授業内容
各教官(非常勤を含む)の授業概要が検索できます
内容は2003年度のものです
新年度版の掲載はいましばらくお待ちください

モンゴル研究会
国内外の研究者を講師にまねいて開催した研究会の題目と講師名リスト。(2005.02.09.)
2005年度第1回と第2回の題目を追加(2005.05.13.)

文献案内
入門的な書籍を中心にあげてみました。随時追加の予定。
若干の書籍を追加(2005.02.09.)


モンゴル出版物情報(PDFファイル)
モンゴル国で出版された書籍や雑誌、CDのリストです
リスト1(著者名別。2000年作成)
・リスト2(準備中)

モンゴル関連番組リスト
1987年以降テレビで放映された番組のリストです

リンク
リンクの整理(削除と追加)をしました(2005.02.09.)

スタッフ
名前をクリックするとメールが送れます。

 二木博史教授(FUTAKI Hiroshi, モンゴル史)
 岡田和行教授(OKADA Kazuyuki, モンゴル文学)
 温品廉三講師(NUKUSHINA Renzo, モンゴル語学)
 ロブサンジャビーン・チョローンバータル特任外国語教員(Luvsanjaviin CHULUUNBAATAR, モンゴル語学文学)



このページの写真提供者はモンゴル語専攻卒業生の三羽宏子さんです。
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