| 臼井 佐知子〔うすい・さちこ〕 USUI, Sachiko 東京外国語大学外国語学部地域・国際講座東アジア課程 教授 専攻分野 中国史(明清史・近代史) |
||
|
|
||
| 担当科目 | ・中国語U ・東アジア地域基礎U ・アジア地域研究T(講義) ・アジア地域研究T(演習) ・アジア地域研究T(卒演) ・東アジア地域社会論 |
|
|
|
||
| 卒論執筆について | 卒論執筆の条件として、アジア地域研究Tまたは東アジア地域社会論の臼井の講義と演習を3年次に修得していること、4年次においてアジア地域研究Tの卒論演習を取得することを基本原則とします。
私は中国の歴史、とりわけ時間的には明清時代と近代を対象とし、主に商工業を中心とした経済構造、宗族や家族を中心とした社会構造の歴史、そして中国の近代化の過程の歴史を専門としていますが、現代に生きる人間として、現代という地点に立って考えること、世界史的な視座から中国と中国の歴史を見ることは欠くべからざることと考えますし、政治であれ、思想宗教であれ、法律であれ、さらには自然地理も含めてすべて人間の営みにかかわっており、可能な限り多方面にわたって目配りすることが必要と考えます。そして、現代中国の人々が何を考え、彼らの政治や経済や日常の生活のあり方や意識にはどのような歴史的背景があるのか。それを知るところに歴史研究の意味があると考えます。何事であれ好奇心をもって探求すれば、つまらないことはありません。 従って、私のところで卒論を書く場合、テーマとして基本的には中国に関わることであれば何を選ぼうと自由です。但し、言語、文学、演劇、映画、音楽など言語情報コースや総合文化コースの先生方の指導を受けた方がよい場合、現代中国それ自体をテーマとする場合、歴史といっても宗教や民衆反乱の歴史をテーマとする場合、そのほかそれぞれのテーマに関して本学に専門とする先生がいらっしゃる場合は、それぞれの専門の先生の指導を受けられることをお勧めします 「餅は餅屋」といいます。論文を書くにあたって、そのテーマに関して、どんなことが問題にされているのか、どんな著作や研究があるのか、資料としてどんなものがあるのか、資料はどう探せばよいのか、資料をどう処理すればよいのかなど、より適切な指導を受けられるでしょう。最後に、論文を書くにあたり「何がおきたのか」「それがどうなっているのか、そしてどうなったのか」ということだけではなく、必ず「何故?」という疑問を忘れないでほしいと思います。「何故そういうことがおきたのか」「何故そうなっているのか」「何故その人はそういうことをやったのか」ということです。あるいは「何故?」という疑問を発しつつ、「時間切れ締め切り、ハイオワリ!」ということになるかもしれません。むしろそういう場合の方が多いでしょう。それはそれでよいと考えます。ひたすら一つの疑問を解き明かそうとする。それが卒論を書くことの意義なのですから。 |
|
|
|
||
| BACK |
| TOPへ |