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昨日26日(土)はT光学園というところに呼んでいただいて、中高生(中学1年生から高校3年生)を相手に講義をさせていただいてきた。テーマはずっと以前(9~10ヵ月前ぐらい)に「お金が消える?貨幣の成り立ちと最近の事情」と決めて、そのままとさせていただいた。日頃、今どきの中高生と会うことはほとんどなく、どんなかなあと考えつつ準備をして臨んだが、なんとびっくりするほどたくさんの生徒さんが参加してくれて、内容への食いつきもバッチリで、たいへん楽しく終えることができた。みなさん、ありがとう!!先生方は事前から当日、事後までとても丁寧にフォローして下さり、ひたすら恐縮するばかりであった。ありがとうございました!!
それにしてもどうしてそんなにたくさんの生徒さんが来たのだろう?と思い、コメントシートに書いてもらって読んでみたら、これがまた楽しい。「お金が消えちゃうとコワいと思って、参加しました」、「お金が大好きだから」「自分は最近、お金の使い方がダメなので」(あははは)、「お金が消えるのは、使ってしまうという意味なのか、お金自体がなくなるという意味なのか、それとももっと別の意味なのか、知りたくて参加しました」、うーん、すごい、いろんな生徒さんがポイントをすでにしっかりつかんでいる!それと、「いくらお金を持っていますか」の質問には、0円(あるいは「0円になる予定」)からウン十万円までのバラエティがあって、これもビックリ。講義の後の質問もたくさんもらえて、どれもポイントを突いた質問だったので、大いに内容を補足することができた(クナップの宣伝までしてしまった。てへ)。大学の授業とはまた違って、「学校」の雰囲気もなんだか懐かしく、大いに刺激と元気をいただきました!
この講義はいろいろな大学教員による連続講義の一つで、一年分の記録をまとめて毎年本にしているという。御依頼をいただいた校長先生のアイディアでもう数十年も続けているとのことだが、まことに見事な企画である。他の先生方がどんなお話しをしているのかも、とても気になる(笑)。