2016年12月に、「水と暮らしのオイコノミアをめぐる闘い」と題したシンポジウムを企画し、奄美、沖縄本島、石垣島、宮古島、与那国島からゲストを招聘して話をしていただいた。そのときに沖縄本島からのゲストが、海や川の問題を考えるには森を考える必要がある、と述べており、著作でもそう書いていたのが印象に残っていた。そのことを長らく忘れていたのだが、1月下旬に見たドキュメンタリー映画「悠久よりの愛」で、久しぶりにこのことを思い出した。このタイトルの由来となっているのが気仙沼の歌人の詠んだ短歌であり、そこから生まれたというキャッチフレーズ「森は海の恋人」もまた、通底する考えをもっている。
このキャッチフレーズの生みの親のＨさんは牡蠣漁師でありつつ優れたエッセイストであり、というかその人生も含めて、滅法おもしろい。そして上記のドキュメンタリー映画においても、Hさんが重要な位置を占めている。この映画もまた、森と海のコラボを通奏低音のように響かせているのである。
ちなみに、この映画「悠久よりの愛」が3月11日、武蔵境で上映される。拙ブログを見てくださる方でお時間あれば（平日の日中だが）、ぜひお勧めしたい。
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映画『悠久よりの愛 脱ダム新時代』上映会
日時：2021年3月11日（木）上映14:00～ 開場13:30
※上映終了後、監督・プロデューサーの舞台挨拶予定
会場：武蔵野スイングホール
〒180-0022 東京都武蔵野市境2丁目14番1号
JR中央線「武蔵境駅」北口 西に徒歩2分
地図→http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/swing/access.html
チケット
・前売券 1000円
（申込は事務局まで 住所・氏名・電話番号・枚数を明記、先着定員150人で締切）
・当日券（もし席に余裕があった場合に販売）1500円
事務局：水の映像フォーラム
FAX 042-381-7770（矢間）
h-yazama@oregano.ocn.ne.jp
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ところで、こちらでご案内をさせていただきましたBLM連続セミナー第5回、昨日無事に終了いたしました！ご参加いただいたみなさま、ありがとうございますー。ぜひまた感想などおきかせくださいませ。