去る3月後半、授業開始が延期となり、当面数週間とされていたオンライン授業が春学期いっぱいに延長された。先日の東京都からの「休業」要請には大学が含まれていたが(「休業」って...?)まさか「今学期は授業がありません」というわけにもいかないだろう。とにかく教員のあいだでは、ひたすらzoomのにわか特訓の日々が続いている。しかし会議も授業も相談も、はてはお茶会も飲み会も、あらゆるところでzoom頼みでは、早晩不具合が生じるのは当然である。情報弱者といえども何とかその長所短所を知って、上手につきあっていかなければならない。
4月20日から授業開始、一斉に毎時間、朝から晩までzoom 授業では、教員も学生も持たないだろう。どう考えても持続可能性かなり低めである。それでも十名前後のゼミではzoom を利用して議論を行う予定だが、講義形式の授業については違う方法を模索中である。そのスジに詳しい友人M氏は当初から音声データを勧めてくれた。たしかにデータとしては圧倒的に軽く、また耳からの情報だけの方が意外と集中しやすい感じもする。卓見!しかし90分は長い。ラジオ番組のDJのように流せたらカッコいいだろうが、まー当面は録音したデータをアップするのがせいぜいのところか...。あと一週間強で開講、ひょえええー。迷っている時間は、あまりない。
*
小さめの原稿一本、昨日脱稿。小さくガッツポーズ イエイ!