博士課程の共同サステイナビリティ研究専攻が4月に始まって3か月をすぎ、去る11日にはおめでたい「発足式」もあって、10年来あたためられた企画の実現を寿ぐ人びとの思いに触れた。昨日は春学期最後の授業と会議、ようやく学期末である。イエーイ!土曜や平日の晩もつぶして頑張った院生のみなさん、先生方、ほんとうにお疲れさまでした!! ほっこりー
さて、そんな中で先週某日、ゼミ院生Hけん企画でドキュメンタリー「ダムネーション」をゼミ有志とともに観た。目立つテーマは環境運動家らが事態を動かして行われたアメリカのダム撤去であるが、取り上げられている事例から考えられるテーマは多様である。水の統治=治水は古来から大きな問題であり続けてきたし、ダム撤去によって回復した場所に魚が戻ることとからめて、養殖というテーマもちらついている。ゼミ有志の議論も充実した。加えて、映画の製作元がPタゴニアという企業であるところも興味深い。それはCSRという以上に、企業の担い手の理念そのものらしい。
そんなこんなでこの企業のことを少し調べていたら、本日21日は社員さんたちが選挙に行けるように全店休業にしたとのこと。ほー、なるほどー。興味深い取り組みがそっと(いや、十分宣伝もしているが)行われていることに嬉しくなる。
そう、みなさん、今日は貴重な意見表明の日ですね。H.ソローじゃないが、全力でこの一票を投じませう!