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沖縄行ってきました!

8月下旬の海外出張がわけあって取りやめとなり、沖縄へ行ってきました!8月なかばの辺野古での横暴な工事開始の報道を見て、なんとか反対運動の応援ができないかと思っていたところ、N谷ボスと盟友Iさんが沖縄にいらっしゃるという情報をいただいたので、これに便乗(?)したわけである。23日の県民集会はタッチの差で逃したが、翌日の新聞がその盛り上がりを伝えていた。3600人が参加したとのこと。
25日、26日と辺野古へ行って運動の頭数一つとなった。毎週月曜日は「島ぐるみ会議」が那覇からバスを出しているため、25日は多くの参加者があり(われわれはN里さんが車で連れて行ってくださったので、自由に動けてたいへんありがたかった)、キャンプシュワブのゲート前で座り込み&抗議行動も賑やかだった。
25日晩は「新外交イニシアチブ」の一周年記念&著作刊行記念のシンポジウムに参加した。(著作は下記)。基地の問題については「安全保障上必要だから」「抑止力だから」というところで止まってしまうことがしばしばあるが、まさにそこから問いをたて、その思考停止を解きほぐしていくというスタンスである。

コーディネーターのSさんがすばらしき「デキ女」で、日本とアメリカ双方の弁護士資格を持ち、沖縄の声がワシントンに届くよう、精力的なロビー活動を展開している。昨年あたりから名護市長がアメリカで演説したり、オリバー・ストーン監督や著名知識人たちが声明を出したりと、アメリカを巻き込んだ展開になってきたのは、この人がやっていたのか!と納得。これまでとはちょっと違ったやり方で、今後の展開も大いに期待される。沖縄の人びとの関心も強いようで、当日の会場は800人の参加者で埋め尽くされた。
26日は辺野古の海岸で「海上行動隊=カヌー隊」の応援行動に参加した。テント村は、海岸とゲート前をつなぐ見事な連携行動を展開して参加者の体調管理に配慮している。かんかん照りの海岸では「もう10年以上来ている」という80歳を越えたご婦人がいらしたり、海を泳いでプラカードをかざすおじさんがいたり、いくつかののぼりをたててシュプレヒコールを送る集団がいたり、それぞれが思い思いの行動を起こしていて、すがすがしい。しかし海上ではカヌー隊が海保の不当拘束との激しい闘いを繰り広げている。海を守るはずの海保はいったい何をやっているのか?隣でNボスが「海保はN井真を逮捕せよー」と叫んでいた。ほんとだっ!海上行動隊、がんばれええええええええ。波を伝って声を届けることができただろうか。引き続き東京の空の下で応援し続けたい。

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2014年8月28日 08:53に投稿されたエントリーのページです。

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