で、おととい23日の研究会についてである。当方も会員にさせていただいているJEC(日本環境会議)さんが震災後にずっと続けている検討委員会の全体会合で、今回は『原発のコスト』をお書きになったO先生がご報告されるという。これはぜひと思って出かけていった。
きけばO先生は2013年4月に発足した「原子力市民委員会」の委員のおひとりで、同委員会がこのたびまとめた「脱原子力政策大綱」の第五章「原発ゼロ社会をどのように実現するべきか」)をご執筆されたとのこと。報告はだいたい、これに関する説明であった。内容も興味深かったがその後の議論で、重要なのはこの大綱をどう使っていくかということだと確認された。
JECさんは経済学者が中心の集まりで、政治的展開に向けて悩んでいる雰囲気だったが...。いや、大丈夫でしょう!脱原発を政治的に考える人々は他にたくさんいるのですから!要はこの大綱や「原子力市民委員会」の活動が大いに活用されればよいのである。拙ブログの読者のみなさまにもぜひご活用をお願いいたします!(http://www.ccnejapan.com/)
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昨日は岡山のO先生ご上京で、久しぶりにローザ・ルクセンブルグ翻訳編集の打ち合わせを行った。このプロジェクトも紆余曲折あって、かれこれ10年以上かかっている。久しぶりに10年ほど前の拙訳に対面し、うっっ...下手すぎる...と絶句。と~きはなが~れ~た~(と歌ってごまかす。ガロ「学生街の喫茶店」の一節の曲調で。って古すぎ?)