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研究会など

1月後半の週末&先週末は、いずれも土曜日が研究会だった。前者は京都からモンテスキューの専門家O先生をお呼びして、ご専門のところをがっちり聞こうという研究会。ほんとはチラシなどをアップして広く宣伝したかったのだが、とにかくいそがしすぎてタイミングを逸した。(企画のM元先生ごめんよー。)しかしそのM元先生のご人徳とご尽力で、それなりにじゅうぶんな人数があつまり、O先生の弁舌も爽やかに、大変充実した研究会となった。
2月1日はいつものワセダ若手の「げんしゃけん」。テーマがヘイトスピーチだったことからか(?)、久しぶりに、あるいは初めて参加してくださる方々も数名いらして、何とげんしゃけん始まって以来の大人数での開催と相成った。テキストは昨年末に出た岩波新書と、数名の論者による論考集だったが、主たるポイントは「法規制を行うほうがいいかどうか、やるとすればどのようにできるのか」であった。他方で「なぜこのような現象が起こってしまうのか」については、かつてのテキスト『ネットと愛国』を読み直して参加したメンバーも多かったようだ。展望を見出すのが難しいテーマだったが議論はたいへん充実し、若手のみなさんの関心の高さをうかがわせた。
そんなこんなで拙ブログに書かせていただいた「1月末に〆切3本」は現在2勝1敗状態。最後の一本は手前勝手に「ロスタイムに入った」という位置付けで、しつこく取り組んでいる。というかようやく取り組み始めることができた。はははは... 早くやらねばあああ

ジャパンタイムズのコラムは明日掲載。そのゲラPDFが今日の20時前にようやく来て、「もう時間がないのでプリントアウト版は直せません」とのこと。ネイティヴチェック後の最終稿をざーっとチェックすると、なっ!意味、取り違えてる!な箇所アリ。これはいくらなんでもいやだ!と思い、編集長に電話するもひたすら「もう間に合わない」「ウェブ版は直すから」の一点張り。あげくにそのネイティブの人も電話口に出てきたが、やはり同じ理屈を繰り返しつつ、「君の主張の大意に影響はない」とのたまう。な、なんですとー?!そりゃーそちらは毎日毎日刊行してらっしゃるから、いちいちオピニオン欄の一字一句にこだわっていられないのかもしれないが、こっちはノン・ネイティブがペンで闘っているのだっ!このタイミングで最終確認もなしの事後承諾。それはひどいでしょう。プリーズ!ギミーアブレイク(ジョーダンも休み休み言ってくれっ)

今日は晩に用事があったのでそのとき移動中であり、やむなく電車を降りてガンガンそういう話を続けていたら、電車の中から人々が見ていた。ええ、声がでかくなっていたんでしょうね、べらんめえ英語だったし、コワイですよね、こういうおばさん。すみません。お騒がせしました...
そんなわけで明日掲載です。見てくださる方は、できればウェブ版でみてくださいませ。プリントアウト版は来月のコラムのときに訂正出してもらいます。しくしくしく...

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2014年2月 3日 23:25に投稿されたエントリーのページです。

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