先週14日(火)はM大の「新自由主義研究会」の先生方が呼んでくださって、授業後に御茶ノ水まで移動して研究会で話させていただいた。思えば拙著『経済ジェノサイド』刊行から、もう一年が過ぎたのだ。そーいう意味ではやや古いネタで恐縮だったが、諸先生方すなわちW.カップに造詣深く漁業経済学もご専門の先生や、大戦間期のアメリカ経済史家、ゾンバルト研究の先生などなどに暖かく迎えていただき、意気投合し、大いに勇気づけられました!ありがとうございますー。しかし当日、仲介役をしてくれたY先生がなんとなく元気がないなと思ったら、なんと38度の熱をおして来てくださったとのこと。ありがたいやら申し訳ないやら...。
もう一つこれまたやや古いネタで恐縮だが、ジャパンタイムズの先月のコラムにつけていただいたイラストの意味が「わかりまへん」と年明けごろに拙ブログに書いたところ、なんとっ!マイ授業の受講生某氏が先週、「あれはcitadelのイコンなんじゃ?」と教えてくれた。ナルホドー。ありがとう!!いやーもつべきものは博識な受講生ですなー。citadel はもちろん「牙城」でまんまなのだが、昨年夏にトルコのイズミールで行われた学会のテーマattacking the citadel を思いだしたりしながら書いたのだった。学会企画者はおそらく、かのイコンのイメージなどももっていたのだろう。うーん深いな...(コラムを書いた本人だけが深くない;)。
昨日はセンター入試監督の合間合間にちまちま手直しをして、なんとかジャパンタイムズ次回分の原稿を提出。はー。今月末〆切の原稿があと三つ。卒論ゼミ論出してルンルンの(?この表現、古いな。死語かな)ゼミ生諸氏がうらやましいぜい。ぜいぜい... はあはあ...