« 告知!(リマインダー) | メイン | 掲載日が延期 »

タクシーの中から脱原発を叫ぶ...?

先週末の集会&デモ、無事に終了いたしましたー。一応それぞれ1万5千人と4万人というそこそこの人数も集まり、2年前の3.11に思いを馳せながら脱原発への闘いの継続を確認した。しかし...とにかく天候がハンパなかったのである。9日はまさかの「6月並みの気温」!明治公園をびっしりと埋め尽くした参加者はどちらかというと年齢層高めであり、暑さが辛そうであった。鎌田さん、大江さん、澤地さん、それぞれ心のこもったスピーチをなさっていたが、当方も暑さでモウロウとした。
一転して10日の天候は荒れ模様。いや、集会開始の13時すぎには前日と変わらぬ晴天だったのが、やがて空が曇り始めて気温が急降下、デモが出発するまで日比谷公園内で膠着しながら(これが異様に長かったのだが、デモ友3名のみなさんに会えたのはほぼ奇跡に近い)待っていた際には、黄砂かPM何とかかわからないもの ーあとで聞けば煙霧とやらー が宙を舞い、強風も吹き荒れ、視界がさえぎられた。デモ行進中には小雨もパラついて、文字通りオールウェザーであった(使用法まちがってますか)。

デモ行進が一区切りついたところで、「国会大包囲」17時からに備えて一服しようということになった。官庁街にはカフェもないのでタクシーを拾って銀座まで。しかし乗り込んだわれらの出で立ちは、タクシーの外でデモを続ける人々から手を振られるほどに、目立つものであった(たしかにみんな十分黄色かったし、プラカードやバッヂなどもフル装備だった)。手を振り返しはしゃいだ気分になったわれらは「こんどいつかのデモでは、こうやってタクシーの中から脱原発を叫ぶのも効果的かもねー」と大音量で話していたが、そのときの若いタクシー運転手さんの怯えたような表情は忘れ難い。お兄さんゴメン、怖がらせました... ともあれ銀座でお茶&スイーツ備給し(おほほほ、女ですもの)再び取って返して、今度は「官邸前抗議」のノリで2時間、国会前での抗議集会である。やがて日も沈み、この頃、N谷ボスやT塾大のKセンセイも合流したが、いかんせん寒い。着られるだけのものを着て、カイロも貼ってなんとかがんばったが、終了時間頃には真冬並みの寒さとなっていた。去年の3.11郡山での集会も冷えたが、今回は夏の温度からの急降下というオマケ付きであった。

ところで10日朝、集会に出かけようと準備をしているところへ友人某から携帯メールが入り、「M日新聞の書評読んだ、嬉しい」とー。どえっ?!で、出てる? 慌ててコンビニに走り、なんとか無事に一部ゲット。記名の書評ではなかったが、わりと目立つ場所に専門っぽい感じで好意的に書いていただきました。ありがとうございますー。いや書評に限らず、いただくコメントはほんとに何でも嬉しい。みなさん控えめにおっしゃるのだけれど、どんなに短いものでも、その都度いろいろ考えるヒントをいただき、わがまずしき思考が少し豊かになる。ありがたいものだなとつくづく思う。 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.tufs.ac.jp/blog/mt6/mt-tb.cgi/13321

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2013年3月12日 22:32に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「告知!(リマインダー)」です。

次の投稿は「掲載日が延期」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。