« 今日も | メイン | 必見!のドキュメンタリー映画ひとつ »

市民!

昨日9月9日(日)は重陽の節句、菊の節句であったが、まーそれはともかく(オチなし)、沖縄ではオスプレイ配備に反対して開催された県民大会に10万1千人が集まったそうだ。東京でもこれに呼応した催しがさまざまにあったようだが、わがデモ友のIさんからご連絡をいただき、調布で行われた『ラブ沖縄』の映画上映&講演会に参加してきた。午後2度の上映のあいだにN谷ボスが「"復帰"40年、いま"沖縄と本土"」について講演するという、他人とは思えない企画(?)である。後半部分に参加したので、さきに講演でその後映画を観る形になったが、前半部分の上映会は満席で椅子を追加したり立ち見も出たりと大変だったらしい。
映画はこちら↓ タイトルは可愛らしいが、中身は辺野古と高江の市民の戦いに肉薄して撮った、かなりのハードものである。観ている身体にうったえるという感じであろうか。
http://america-banzai.blogspot.jp/p/index.html

企画内容もとてもよかったが、久しぶりに会うわがデモ友のみなさんが総出で受け付けや司会、会場係を生き生きとつとめていて、最後に司会のIさんがおっしゃっていたが「今こそ市民が試されていると思う」というこころざしをそのままに体現していたのが素敵だった。こころざしをもった人々が集まって企画を立て、考える場を持つこと。団体名も(いや、いちおう今回は「調布ドキュメンタリー映画くらぶ」という名にはなっているが)制度も組織も別に不可欠ではないのである。
うかがえば何と、金曜晩の首相官邸デモも常連とのこと。「これまで会いませんでしたねえ」、「まあ、あの人数だしね」。いや、そうではないかと思ってはいたのだが、家庭のある方々を晩にお誘いしてはと何となく確認せずにいたのだった。次回はどこかで落ち合おうと約束して別れた。

そういえば先週の金曜日の官邸前は、久しぶりに外大若手のRちゃんに偶然会った。彼女もやはり来られる限り毎週という常連組のようである。みんなひとりひとり、思いを込めて行動しているのだ。ちなみに、3週間前から用いていたお茶缶、先々週は別の場所をたたき、先週は本体とフタの一部に穴をあけて紐を通した変な楽器にして叩いていたが、それもベコベコになったので、今度こそ終わりにしようと思う。ここまで使い込めば、成仏してくれるだろう。ちーん
 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.tufs.ac.jp/blog/mt6/mt-tb.cgi/13297

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2012年9月10日 07:07に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「今日も」です。

次の投稿は「必見!のドキュメンタリー映画ひとつ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。