うひゃー二週間近くご無沙汰してしまいました。スミマセン。ちょっと身辺忙しくしておりました。
が一段落したので、昨日は外大で行われていたシンポジウム(東アジア出版人会議)の基調講演を聞きに行ってみた。孫歌さんの「われわれはなぜ東アジアを語るか」である。孫歌さんは2003年9月から半年だったか外大大学院で教鞭をとっていただいたことがあり、当方も親しくさせていただいた。彼女は日本語もぺらぺらであるが、今回はいわばそのこと自体もテーマであるという主催者たちの主旨で、中国語で講演された。日中韓の「東アジア」の部分性、その歴史を確認することの重要性とアメリカのプレゼンス、社会の分断の「現場」としての朝鮮半島と沖縄、そして戦争をめぐる感情記憶の問題へと、なつかしの孫歌さんはあいかわらず頭脳明晰で、聞いていても気持ちがよいほどだった。
ええ、写真がぼけていてこれじゃー何だかわかりません。開始時間に到着したら席はすでにほぼ満席、一番後ろに座ったんで...孫歌姉、申し訳ない...(しかしその後も来場者は続々と増え、追加の椅子を出せるだけ出して会場はびっしりとなったのだった)
そういえば、日本ご滞在が終わって別れ際「ぜひ中国にも遊びにいらっしゃい」と声をかけていただいたので2005年だったかの冬、N谷ボス、Aさん(今じゃ立教大学の先生ですが当時は同僚でした)とともに北京に伺ったのだが、ご自宅に寄せていただいたとき、孫歌さんの使っているポットが目に付いた。「これ可愛いですね!」と言うと「そこのスーパーで売っているよ」とおっしゃるので、自分用の土産に買って帰って今も使っている.
ね、なんだか鳥みたいで可愛いでしょう?孫歌姉もまだ使っているかな。
で晩には熊大時代の上司のK松先生が学会のため御上京され、何と同じく文化史のA先生も別のご出張で在東京とのことで熊大文化史東京支部会(?)の夕べが催され、卒業生も何人か集まって当方も顔を出した。
はーん、こちらも大変懐かしく、みなさんとても元気そうでよかった!