昨日はどうしても聞きたい研究会があって、午前中の仕事を終えた後、雪降る中を移動して、四谷のO美林大学四谷キャンパス、というのは言い過ぎではないだろうか(「キャンパス」を探してうろつきかけた)、つまりはサテライトオフィスであろうビルの一室に行ってみた。演目は「福島原発事故による被害実態:飯館村、浪江町住民からの聞き取り調査報告」である。、5人の報告者それぞれ20分のところを大幅に延長してたいへんに充実した報告を行い、いろいろ考えることができた。
研究会の終わりごろ、コアメンバーと思しき某先生が「いや、今日は4時半から早稲田で福島のS先生がやってるんですよね。今日これからお帰りになる方は、ぜひ寄ってみてください」とおっしゃるので、それじゃあと思い、突然、研究会のはしごすることに。四谷とワセダは大した距離ではなく、地下鉄を乗り継いですぐである。とはいえ広いワセダのどこでやっているのか、その時に行ってわかるのか?あたりをつけて政経、法学部あたりをうろうろするもそれらしい看板はなく、ちっ さすがにわかんないかー、じゃ図書館でも寄って帰ろうと思って社学の前を通り過ぎたとき、おお!あるではないか!「原子力事故と地域社会:放射能汚染がもたらす社会的心理的脅威:ウクライナと福島からの声」(しかし長いタイトルだな...)。16:30-19:45! そりゃ長いので、近くの売店でちょっと腹ごしらえをしてから会場へ。到着するとまだプロジェクトの趣旨説明をやっていた。ほっ しかし二つの講演者 -ひとりはホメンコ氏(キエフアカデミー国立大学)という、キエフ在住の10歳の時にチェルノブイリを体験し、その後文学で日本に留学して日本語にも堪能な人のパーソナルヒストリーと、もうお一人が福島大学の清水修二先生ー のお話しはそれぞれに非常にインフォーマティヴであった。
内容の紹介をしたいが、本日はまたまた京都に日帰り出張である。続きは次回。行ってきまーす!(今日も弁当つめた)