本日の9・19「さよなら原発集会」@明治公園は、6万人の人出があり、警察も2万7千人出たそうだ。今しがた(ただいま21:15)NHKのニュースの中でもちょこっとだけ報道された。ふーん、やっぱノーベル賞作家大江さんは偉いのだなあー(テレビが取り上げたのは、ほとんど大江さんの演説してるところだけだ)。警察さんたちも、いつもより丁寧だった気がする。今日は当方も「すてきなお姉さん風」にしたいと思い、帽子に手作りのひまわりをつけて行ったが、デモ中は強風のため、ほぼずっと右図のように残念な感じになっていた… ちぇっ
しかしすごかったのは千駄ヶ谷の駅だ。だいたい新宿駅から、黄色い花をもったおばさまたちやノボリをもったおじさんたち、それっぽいTシャツを着ている若者など、お仲間多数だったのだが、千駄ヶ谷に到着するも、電車があかない。「止まるところ、間違えたのかしらね?」などと話している人もいたが、実態は、ホームに人々がごった返し、それ以上の人をはき出すことが不可能だったのである!ようやく降りて、いきなりノロノロ行進が始まり、明治公園に到着するまでに、すでにデモをやっているような気分になった。もちろん明治公園は完全に満杯で入ることもできず、遠くで演説の切れ端を聴いて、すぐにデモ行進となる。デモ自体はいつも通り、というかいつもより少し穏やかな感じだったが、今日は何より、千駄ヶ谷にごった返していた老若男女の表情を忘れることができない。とにかくデモにいくのだ!という熱にこもる不安と決意。おそらくこれが、今の「民意」の実質であろう。ニューヨークあたりでペラペラ調子のいいことを言う政治家は、せめてその片鱗にでも耳を傾けてほしい。